国立音楽大学

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開催報告:滋賀大学にて特別講義を実施しました

講義の様子

2024年1月15日、滋賀大学データサイエンス学部にて特別講義を実施しました。この講義は本学と滋賀大学とで結ばれた連携および協力に関する協定の一環で、生成AIの理論と活用をテーマとする滋賀大学のオムニバス科目「データサイエンス特論B」の1コマとして行われたものです。
受講者は教室での対面参加が約30名、オンラインでの参加が約30名でした。
講義では、データサイエンスの音楽への応用や社会活用のヒントをつかんでもらうことを趣旨として、コンピュータ音楽の基礎概念の説明、音楽体験をテクノロジーで拡張する先進的事例の紹介、そして音楽に関わるAIテクノロジーの現状と課題について解説をしました。受講者からは随時質問や意見を受け付け、特にテクノロジーで新しい音楽体験をつくるための方法論やポイントについて質問が相次ぎ、活発な議論を交わすことができました。

講義の最後に、今後滋賀大の学生の皆さんとやってみたい研究の提案として、音楽の好みの変化に基づくAI作曲のアイデアを紹介しました。授業後には一部の受講者から、ぜひ研究に参加したいとのありがたい申し出もありました。今後も引き続き両校の間で、研究交流や授業連携などさまざまな取り組みを進めてまいります。

准教授 濵野 峻行


本学は2023年4月に音楽データサイエンス・コースを開講し、2023年7月、滋賀大学と連携協定を締結しました。

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