【開催報告】山田洋次監督と久石譲招聘教授によるスペシャルトークセッションを開催しました!!

1月25日、本学新1号館オーケストラスタジオにおいて「山田洋次監督×久石譲招聘教授によるスペシャルトークセッション」が開催されました。
1月19日に劇場公開されたばかりの山田監督・監督50周年記念となる映画「東京家族」で初タッグを組まれたお二人。映画界・音楽界の第一人者である巨匠によるお話を聞ける、またとない機会なだけに、学生たちも熱心に聞き入っていました。

当日、会場である新1号館オーケストラスタジオは満席で、250名を超える学生が参加。トークセッションでは、「東京家族」でのエピソードも織り交ぜ、お二人それぞれの「映画」「音楽」に対する思いを熱く語ってくださいました。
学生からの「創作活動で行き詰まったとき、どのように打開するか?」という質問に対し、久石先生は
「とりあえず考え続ける。考え続けているうちに、ふと“腑”に落ちる瞬間がある」と回答。
すかさず、山田監督が「(そうすると)“譜”が書ける」とオチをつけ、見事なコンビネーションに場内は笑いに包まれました。

さらに、久石先生は山田監督と学生たちの前で、ピアノソロで「One Summer's Day」(『千と千尋の神隠し』より)を、チェロ奏者の花崎薫氏(愛知県立芸術大学准教授、元新日本フィルハーモニー交響楽団首席)とのアンサンブルで『東京家族』のテーマ曲「東京家族」、「Departures」(『おくりびと』より)を披露。山田監督は「『東京家族』の画面が目に浮かんできました」と感激された様子でした。
セッションの様子はYouTubeの「松竹チャンネル」で一部ご覧いただけます。
http://www.youtube.com/user>/SHOCHIKUch