国立音楽大学

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第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞をジャズ専修(ピアノ)の宮本貴奈先生が受賞!

第33回ミュージック・ペンクラブ音楽賞《ポピュラー》の最優秀作品賞をアルバム 『Wonderful World』にて本学演奏・創作学科 ジャズ専修の宮本貴奈先生がご受賞されました。本賞はこれまでに坂本龍一氏、渡辺香津美氏など、第一線で活躍している方々に贈られています。

宮本先生はバークリー音楽大学卒業後、20年以上にわたってピアニスト・作曲家としてご活躍されてきました。本学では2014年よりジャズ専修にて教鞭を執られています。今回の受賞理由として「自身のソロ活動の一方で、幅広いジャンルのアーティストたちをプロデュースし、編曲や楽曲提供などを行って、近年その活躍ぶりが注目されていた。今回のリーダー作品は実力派のミュージシャンたちとコラボレーションしながら、彼女のエッセンスを余すことなく発揮した大変に意欲的な作品となった。彼女の類稀な才能と豊かな音楽性を凝縮した「宮本貴奈の代表作」」(ミュージック・ペンクラブWebサイトより)と評価されての最優秀賞のご受賞となりました。

残念ながら、コロナ禍の影響により予定されていた授賞式は中止となりましたが、宮本先生にはご受賞を記念した賞状と盾が贈られました。ご受賞にあたり、宮本先生よりコメントをいただきましたのでご紹介します。

この度大変栄誉ある賞を頂き、嬉しさと同時に、驚き信じられない気持ちでした。
海外で暮らし、世界を旅し、故郷に帰って【ワンダフル・ワールド】の情景と楽曲達は生まれました。コロナ禍中、StayHomeで立ち止まったからこそ創作出来た作品です。即興要素の高いジャズのプラットフォームに大好きな音楽家達を迎え、ジャンルを超えた一期一会のテイクを収録出来ました。弾き語りでボーカルにも初挑戦しました。
発表後、お披露目も自由に出来ない中、お聴き頂き評価を頂けましたこと、本当に光栄です。音楽家の皆様、スタッフ・関係者の皆様のおかげです。チーム全員での受賞だと思っております。
6月にブルーノート東京にて、中川英二郎さん(trb/本学講師)他、アルバム参加の皆様をゲストにお迎えして、受賞記念ライブを終えました。
コロナも落ち着いたら、また海外でも活動できたらと思っています。更なる大きな夢を胸に、これからも精進致します。


宮本 貴奈

宮本先生のご受賞は、ジャズ専修の学生たちにとっても大きな励みになることでしょう。この度はご受賞、おめでとうございます。

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