国立音楽大学

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作曲×外国語教育×国際交流 今村央子教授の《枕草子組曲》を本学学生がドイツで全曲世界初演

本学ドイツ語上級クラス履修生有志がドイツを訪れ、日本の楽曲をドイツ語で紹介する「音楽の手紙」演奏会を行いました。演奏会後半では、本学教授の今村央子先生による《枕草子組曲》が作曲者自身の指揮で全曲世界初演されました。

2月25日(火)テュービンゲン大学音楽学研究所ホールでの「音楽の手紙」演奏会(同研究所との共同開催)にはドイツ各地から多くの聴衆がつどい、石造りの歴史的ホールがあたたかな雰囲気に包まれました。カールスルーエ音楽大学から本学に留学していたニコ(Nikolas Reitzig)さんとのうれしい再会も印象的でした。

《枕草子組曲》は、もとは2020年に当時の学生たちが計画していたこのホールでの演奏会のために作られた曲です。コロナ禍による演奏会中止後も「いつか実演を」と祈りながら毎年曲が拡充されてきました。2024年度の学生たちの特別に強い思いでドイツでの演奏会がとうとう実現し、5年前に予定していた現地学生サロンオーケストラとの共演という悲願も成就しました。

 

演奏会は大変好評で、現地新聞には「美しい調べの日本の響きに、聴衆は真剣に聴き入っていた」と評された記事が後日大きく掲載されました。

教授 宮谷 尚実

 

演奏動画:今村央子《枕草子組曲》(全曲世界初演)

お知らせ

本学の外国語教育のお知らせに関連して、国立音楽大学では100周年記念事業の一環として「外国語と音楽ショートビデオコンテスト@くにおん」を開催いたします。本学必修で学ぶ4言語(英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語)と音楽を含めた100秒程度の映像作品を募集するコンテストです。詳細はこちらをご覧ください。

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