国立音楽大学

くにおん*Garden

芸術祭2024 華麗なる国音舞曲!開幕!

年に一度の芸術祭の季節がやってまいりました。今年度は11月2日(土)〜4日(月・休)の3日間、「華麗なる国音舞曲」というテーマのもとで開催されます。今年は様々な面で新しいことに取り組んでいるという芸術祭。その企画運営の中心を担う芸術祭実行委員長・赤井美智さん(声楽専修3年生)と、赤井さんを支える模擬店部長・前田真優さん(鍵盤楽器専修3年生)のお二人に、2024年の芸術祭にかける思いをお聞きしました。

「華麗なる国音舞曲」に込められた思い

芸術祭実行委員長の赤井さん

ーーいよいよ芸術祭ですね!今年のテーマ「華麗なる国音舞曲」はこれまでと少し雰囲気が異なり、より親しみやすくなったように感じました。どのようにテーマを決めたのか教えていただけますか。

赤井:芸術祭実行委員会のメンバーがそれぞれ匿名でテーマの案を出して、投票して決めました。実はこのテーマは私の案なのですが、今までとは違ったことがしてみたい、という気持ちからなんとなく思いついたんです。そしたら一番票が集まってしまって…、なんでも自由にやってみよう!という私たちの気風を現しているテーマじゃないかなと思っています。

ーー確かに、今までの枠にとらわれない新しさを感じました。他にも、今年の芸術祭はここが違うというところはありますか。

赤井:参加団体の皆さんが自由にアイディアを形にできることを大切にしています。具体的には、模擬店の出店場所を変えたことが大きな変化ですね。

ーー昨年までは、S.P.C.棟の前の道に模擬店が並んでいましたね。

赤井:はい、そこから中庭の芝生へ移動しました。せっかく野外ステージがあって開放的な場所なので、私はぜひこのスペースを活用したいと考えたのですが、実現してくれたのは模擬店部長の前田さんをはじめとする、芸術祭実行委員会のメンバーたちです。

ーーお二人はどのようにして芸術祭実行委員会に参加されるようになったのでしょうか。

赤井:私は1年生の時に実行委員会に入りました。声楽だけでなく、他専修の人たちとのつながりがほしいと思ったことがきっかけです。実際に実行委員会には様々な専修の人がいるので、芸術祭に関すること以外でも交流したり、意見を交わすことができて、自分の世界が広がったと感じています。

ーー3年生になり、実行委員長に就任していかがでしたか。様々な人材が集まっている反面、リーダーとしてチームの意見をまとめていくのは大変な時もあるのではないでしょうか。

赤井:今の実行委員会は、私がいろいろとアイディアを出しても、仲間たちが「それいいね、やってみようよ!」とフォローしてくれる、そんなチームなんです。皆をまとめるというよりは、私が皆に支えられている感じで、本当に助かっています。

模擬店、おすすめの催し物について

模擬店部長の前田さん

ーー模擬店の場所の変更も、赤井さんのアイディアを受けて前田さんが実現されたのですね。

前田:はい。私も赤井さんと同様に1年生の時から芸術祭実行委員会に参加しています。模擬店の部長は、普段の学生生活ではあまり関わらないような行政の方や、学内の関係各所と調整することがたくさんあるので、想像していた以上に大変でした。
中庭には飲食系を中心に16団体の模擬店が出店予定で、どれも本当に美味しそうでおすすめです!射的のお店もありますよ。今年は芝生の上で野外ステージの音楽を聴きながら楽しんでいただきたいです。

ーー今回、芸術祭実行委員会の皆さんがこだわった聴きどころ、見どころを教えてください。

赤井:見どころがたくさんあって一つに絞るのは難しいのですが、講堂で行われる吹奏楽フェスティバルとゾリステンコンサートは、各出演団体さんと一緒に力を入れて準備しています。
吹奏楽フェスティバルには、多摩ジュニア吹奏楽クラブという多摩地区の小中学生のブラスバンドが出演予定です。くにおんの先生や卒業生が指導にあたっており、フレッシュな演奏を私たちも楽しみにしています。
あとは、野外ステージでの演奏や展示にもぜひ期待していただきたいです。今年は特に1年生がとてもエネルギッシュなのが特徴で、自分たちで団体を作って出演する学生が多く、こういったところでも新鮮さを感じています。

ーー様々な面で新しく自由な風を感じられる今年の芸術祭、とても楽しみになってきました。改めて、参加方法を教えていただけますか。

赤井:入場無料、予約不要、年齢制限なしで、どなたでも自由にご参加いただけます。9時50分にオープンして、10時から展示や各団体の演奏がスタートします。夜は19時に終了の予定です(※西門のみ10時開門〜17時閉門)。
個人的には、特に高校生の皆さんにお越しいただきたいです。私たちが高校生だった時はコロナ禍で、なかなか実際に大学のイベントに参加する機会がありませんでした。今年の芸術祭では入学したばかりの1年生も活躍しますので、ぜひ年齢の近い先輩たちの姿を見に来てください。
また、正門、北西門(販売時間9:50-17:00)、西門(販売時間10:00-17:00)にて、1部100円でパンフレットを販売しています。「華麗なる国音舞曲」のテーマに合わせて装飾をアレンジし、国音生の個性を表現するためにカラフルなデザインになっています。見やすい構内図や出演団体の紹介、また本部企画であるスタンプラリーの台紙なども掲載しておりますので、是非お買い求め下さい。

ーー最後に、芸術祭を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

赤井&前田:今年は参加団体も増えて、クラシックだけでなく、ミュージカルやバンド、ダンスなど、多種多様なジャンルの音楽の良いところをぎゅっと詰め込んだ、とても楽しい芸術祭になると思っています。11月の3連休、多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
これからも学生の自由さが現れた、くにおんらしい芸術祭が続いていくことを願っています!

 

赤井さん、前田さん、本日はどうもありがとうございました!

 

*芸術祭2024「華麗なる国音円舞曲」の詳細は、下記のWebサイトよりご確認ください。

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