国立音楽大学

JASRAC寄附講座 聴講募集

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JASRAC寄附講座 チラシ(pdf / 490KB)

国立音楽大学では、2019年度後期にJASRAC寄附講座「音楽著作権法入門」を実施します。本講座は国立音楽大学音楽学部の教養科目として開設され、下記の対象となる方々にも聴講いただけます。

本講座は昨年度より音楽大学で初めて実施されたJASRAC寄附講座で、今年も音楽の現場に密着した現場サイドから、音楽著作権について幅広く学びます。講師には各界で活躍する有識者をお呼びいたします。

講義日時

9月13日(金)〜12月20日(金)【全14回金曜日開催】16:20〜17:50

場所

国立音楽大学5号館2階219教室

対象・募集人員

1または2に該当する方

  1. 多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)加盟大学(国際基督教大学、東京経済大学、津田塾大学、 武蔵野美術大学、東京外国語大学)の学生(30 名・先着順 ※単位認定の対象外)。
  2. 立川市、国立市、武蔵村山市に在住もしくは在勤者で音楽活動や指導をされている方(30 名・事前の書類選考有)。

※いずれも 14回中、10回以上参加できる方に限ります。

お申込み締切

7月31日(水)必着

聴講の可否について、1. は否の場合のみ、2. については全員の方に8月20日(火)までに郵送(またはEメール)にてご連絡いたします。

お申込み方法

聴講申込書を以下よりダウンロードしていただくか、下記宛にご請求いただき、申込締切日までにメール、ファックス、郵送のいずれかでお送りください。

講義内容 

第1回 (9月13日):音楽著作権について 【久保田慶一(国立音楽大学)】

著作権や著作権法の歴史や基本的な考え方、用語について解説します。

第2回 (9月20日):インターネット時代の音楽著作権ビジネス 【八木良太(尚美学園大学)】

インターネット時代の音楽著作権について経営学観点から考察します。具体的には、音楽著作権マネジメント(著作権と著作隣接権の管理方法)と、音楽著作権ビジネス(ビジネスモデル、収益モデルなど)について学びます。

第3回 (9月27日):演奏者のためのレンタル楽譜の基礎知識 【笠間紀子・相馬美紀子(ヤマハミュージックリテイリング銀座店)】

「どうして売譜(販売楽譜)と貸譜(レンタル楽譜)があるの?」、「レンタル楽譜はどういうもの?」「どのように使用されているの?」、レンタル楽譜について歴史・背景、商品の実例と共に解説いたします。

第4回 (10月4日):楽譜や録音・映像資料などさまざまな資料を所蔵している音楽図書館 【柄田明美(国立音楽大学附属図書館)】

音楽図書館の知的資源を活用するための著作権上のルールや活用術を、具体例を紹介しながら説明します。

第5回 (10月11日):裁判事例から学ぶ 【神谷信行(弁護士)】

「盗作」が争われた日米の裁判事例を取り上げ、音源を聴きつつ、「盗作」の法的要件と具体的事実認定、音楽的知識について参考意見を述べる「専門委員制度」とその問題点について検討します。

第6回 (10月18日):現代の音楽と著作権 【有田栄(昭和音楽大学)】

「現代音楽」ではなく、「現代の音楽」ということで、クラシックから前衛音楽、さらに古楽なども含めて、コンサートプログラミングにおいてどのような「著作権的」問題が生じるのかを検討します。

第7回 (10月25日):ポピュラー音楽と著作権 【宮入恭平(立教大学)】

ポピュラー音楽作品は、メジャーを目指すインディーズや、レジャーを楽しむアマチュアによっても演奏されています。そんな無名のアーティストに注目しながら、ポピュラー音楽と著作権の関係について考えます。

第8回 (11月8日):音楽科教科書編集と著作権 【今井康人(教育芸術社)】

教科書編集の実務場面での著作権にまつわる裏話を交えながら、教科書や指導書に掲載される著作物とそれらの権利状況、著作物を利用する場合の手続きと、著作権法との関係などについて触れます。

第9回 (11月15日):学校教育の現場から学ぶ 【新井恵美(宇都宮大学)】

学校現場では、文化祭、運動会、合唱コンクール、校内放送、音楽の授業といったように、音楽の著作物を利用する機会がとても多くあります。それぞれの場面について、著作物の適切な利用の仕方を考えます。

第10回 (11月22日):著作権と国際条約―ベルヌ条約から環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP、通称TPP11)まで 【長塚真琴(一橋大学)】

ベルヌ条約(1886年)は、フランスの文豪ユゴーを名誉会長に頂く、国際著作権法学会(ALAI)の尽力で成立しました。同条約は今も、著作権分野の最重要条約であり続けています。この講義ではまず、ベルヌ条約の基本思想を、その成立過程に遡って解説します。また、WIPO(世界知的所有権機関)とWTO(世界貿易機関)の多国間条約・協定や、CPTPPに代表される地域間協定など、近年の動きについても解説します。

第11回 (11月29日):著作権とTPP11(環太平洋パートナーシップ協定) 【大楽光江(北陸大学)】

TPP11は2018年末に発効、国内対応としての著作権法改正も同時に施行されました。「アジア太平洋の地域経済統合プラットフォーム」を目指す同協定は、モノ・サービスの貿易ルールに加え、知的財産・労働・環境・開発・中小企業・競争など広範な分野を対象とします。
著作権関係では、保護期間延長・非親告罪化などが議論の的となり、コミケや同人誌では、「パロディ」の扱いなど「創作活動」への影響が深刻に懸念されました。では、実際の改正はどうなったのか?その身近な影響を中心に講義します。

第12回 (12月6日):JASRACの仕事 【中戸川直史(JASRAC)】

音楽著作権を管理する非営利団体JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)の業務・組織について知ることで、著作権集中管理の意義、音楽ビジネスの基本となる著作権の重要性を理解します。

第13回 (12月13日):JASRACとつながろう 【未定(作曲家)】

権利者と利用者などさまざまな立場から著作権について学びます。権利者としてJASRACに作品の管理を委託する方法や分配等について、また利用者として利用許諾を得る方法等について理解します。

第14回 (12月20日):大学における音楽著作権教育―良き市民の育成をめざして― 【久保田慶一(国立音楽大学)】

3年にわたるJASRAC寄附講座の実施を通して、大学教育における著作権教育の意味や、学生がよき市民として成長していくためには何が必要なのかを、著作権の問題を通して考えてみます。

お申し込み・お問い合わせ

国立音楽大学コミュニティ・ミュージック・センター(KCMC)
〒190-8520東京都立川市柏町5-5-1
E-mail: kcmc@kunitachi.ac.jp FAX:042-534-3207
TEL: 042-535-9535(演奏センター内)

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