国立音楽大学同調会 第1回「くにたち賞」受賞者決定!
国立音楽大学同調会が創設した「くにたち賞」の、栄えある第1回受賞者が決定しました!
大賞 | 神津善行 氏 | 1956年(トランペット)学部卒業 |
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奨励賞 | 挾間美帆 氏 | 2009年(作曲)学部卒業 |
富貴晴美 氏 | 2008年(作曲)学部卒業 2010年(作曲)大学院修士課程修了 |
受賞された皆様、誠におめでとうございます。また、全国の同調会会員の皆様には、たくさんの推薦をありがとうございました。
表彰式は、平成30年度の『ホームカミングデイ』(11月3日)にて行います。(詳細は、今夏発行予定の「同調会ニュース」や同調会Webサイトでご案内します。)
受賞者略歴
神津善行氏(作曲家)
1932年1月2日東京生まれ。麻布学園を経て1956年国立音楽大学トランペット専攻卒業。作曲を信時潔、服部正、トランペットを中山富士雄、北野博正、各氏に師事。
交響詩「月山」小交響詩「依代」など数曲。映画音楽330作品を担当。歌謡曲は「新妻に捧げる歌」「星空に両手を」など50曲。 著書は「音楽の落とし物」「僕の英才教育」「植物と話がしたい」「音楽裏論」など多数。
植物発信波の採取と解析の研究で早稲田大学理工学部特別研究員となり理工学部にて15年間講師を務める。
研究論文「人間と音の関係」「胎教原理」「音色論」「楽器性格論」「植物発信波概論」「植物論」「浪曲の音楽的考察」などを発表。
植物発信波と競演する為に古楽器集団「六華仙」を結成し、外務省派遣として日本国内、世界諸国で演奏会を開き国際交流に務める。
挾間美帆氏(作・編曲家)
2009年国立音楽大学(作曲)卒業。
在学中より作編曲活動を行ない、これまでに山下洋輔、坂本龍一、 鷺巣詩郎、NHK交響楽団など多岐にわたり作編曲作品を提供し、国内外を問わず幅広く活動している。
2012年、マンハッタン音楽院大学院への留学を経て、『ジャーニー・トゥ・ジャーニー』により、ジャズ作曲家としてメジャーデビュー。2015年、第2作『タイム・リヴァー』発表。2016年には米ダウンビート誌“未来を担う25人のジャズアーティスト”にアジア人でただ一人選出されるなど高い評価を得ている。
2014年、第24回出光音楽賞受賞。2017年、シエナ・ウインド・オーケストラのコンポーザー・イン・レジデンスに就任。
富貴晴美氏(作曲家・編曲家・ピアニスト)
2008年国立音楽大学作曲専攻を首席で卒業、2010年同大学院修了。
2013年映画『わが母の記』で「第36回日本アカデミー賞音楽賞 優秀賞」を最年少受賞。2016年『日本のいちばん長い日』、2018年『関ヶ原』でも同賞受賞。ドラマ、映画、アニメ、ミュージカル、CM音楽の作曲やアーティストへの楽曲提供、音楽番組のMC、国立音楽大学講師など、精力的に活動している。
現在、NHK大河ドラマ『西郷どん』好評放送中。大河ドラマの音楽担当としては史上最年少での担当。主な作品に『マッサン』『駆込み女と駆出し男』『嘘を愛する女』『不能犯』他多数。第26回 現音作曲新人賞 第1位受賞の他、数々の賞を受賞。
お問い合わせ
国立音楽大学 同調会事務局 TEL.042-535-9516
「くにたち賞」は、本学の同窓会組織「国立音楽大学同調会」が創設し、本学の卒業生・修了生である「同調会員」の中から、その活動・実績・功績が顕著である人物(または団体)を讃えるべく、会員の推薦に基づき表彰するものです。