「音楽鑑賞教育実践研究会」が第50回音楽鑑賞教育振興「研究助成の部」に入選
本学の山本幸正教授が代表をつとめ、本学の卒業生・大学院生をメンバーとする「東京都 音楽鑑賞教育実践研究会」が、公益財団法人音楽鑑賞振興財団主催「2017年度 第50回 音楽鑑賞教育振興 論文・作文募集」の「研究助成の部」に入選致しました(研究テーマ「主体的・協働的な学びを促す音楽鑑賞指導の研究」)。
この研究助成は、「学習指導要領にもとづく鑑賞の指導と評価の研究、表現と鑑賞の関連についての研究、ICT を活用した鑑賞の授業の研究、教材の研究など、上記テーマに関連し、その成果が音楽科教育において広く普及することが見通せる実践的な研究計画を募集し、入選者に助成」(募集パンフレットより)されるもので、今年度のテーマは「鑑賞領域の学びを中心とした、音楽科教育に資する実践的な研究」でした。
審査は研究計画論文や研究者の研究歴などによって行われました。
研究助成の部入選論文は2018年4月1日に同財団が発行する季刊「音楽鑑賞教育」Vol.33に掲載されます。
国立音楽大学では音楽教育専修を中心に、研究と実践の両面から音楽教育に関わる活動を行なっています。
教職科目や教養科目を重視し、また3、4年次に履修できる「コース制」に「コミュニティ音楽」「吹奏楽指導者」「学校教育」「ダルクローズ・リトミック専門」など音楽教育に関連するコースを設けるなど、本学独自の取り組みが成果を挙げています。
また、毎年多くの卒業生が教員として採用され、その数は全国でもトップクラスです。