宮田まゆみ客員教授が佐治敬三賞を受賞！
第12回（2012年度）佐治敬三賞を、宮田まゆみ客員教授による「ジョン･ケージ生誕100年没後20年 Sep.5 2012 Thanks to John Cage complete One9」が受賞しました。
この賞は、毎年わが国で実施された音楽を主体とする公演の中から、チャレンジ精神に満ちた企画でかつ公演成果の水準の高いすぐれた公演に贈られるもので、2009年度（第9回）は本学専任講師の渡辺俊哉先生が、2010年度（第10回）は井上郷子准教授、板倉康明講師がそれぞれ受賞しました。
宮田先生はご存知の通り、笙の演奏で世界的に高名であり、今回の「ジョン･ケージ生誕100年没後20年 Sep.5 2012 Thanks to John Cage complete One9」においては、「ケージというユニークな作曲家の創意をみごとに体現していた。（中略）ケージは最晩年、宮田氏と出会って初めて笙の作品を手がけたのだが、one9はまさに創作のプロセスから初演まで彼女の力があったからこそ、可能になった作品である。全曲再演という困難な企画を実現し、素直な解釈を示すことによって、ケージの音楽へと多くの聴衆を巻き込んだ力量を高く評価」（サントリーWebサイトより）されての受賞です。
受賞、おめでとうございます。