幼児音楽教育講座
講座紹介
本講座は幼児の生きる基となる” あそび “ の中で、幼児が心と身体を動かしながら楽しむ音楽実践を学びます。今年度は保育、心理、打楽器、子どもの歌、子どものピアノ指導、音楽療法、ムーブメント、児童文化等の講座を開講いたします。また本学100周年記念事業『子供のためのリトミック』のDVD上映も予定しています。保育現場や音楽教室の先生方の参加を歓迎します。
【本講座で身につく能力】
・幼児の生きる基となる“あそび”の中で、幼児が心と身体を動かしながら楽しむ音楽の実践力
・発達障害やグレーゾーンの幼児等、さまざまな幼児を対象にした音楽の活用を考える力
持ち物、選択講習について
【持ち物】
・筆記用具
・選択講習内で必要な持ち物については、♪マークをご確認ください。
【選択講習①②③】
お申込みの際に、それぞれAB/CD/EFのいずれかを選択してください。
ご希望の可否については、受講可否通知の際にお知らせいたします。
※受講希望が多い選択講習はご希望に沿えない場合もありますのでご了承ください。
講師:新谷祥子、伊藤仁美、葛西健治、輕部雄輝、栗村葉子、杉山りん、高田由利子、林浩子、八幡眞由美
日程と会場:8月20日(木)~21日(金) 新1号館、6号館
受講料:21.600円(学生6,000円)
定員:50名
スケジュール
| 時間 | 内容、持ち物、その他 | 会場 | ||
|---|---|---|---|---|
| 8/20(木) | 10:00~10:10 | オリエンテーション | 「幼児音楽教育講座」の流れと受講上の留意点などについて、本学教員がお話します。 | 6号館 110スタジオ |
| 10:15~11:50 全体講習 |
発達を促す音楽活動-音楽療法の理論と実践から(高田) | 発達障害やグレーゾーンの幼児を対象にした音楽の活用方法を、音楽療法の理論と実践を元にご紹介します。 | 6号館 110スタジオ |
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| 13:00~14:30 全体講習 |
教育心理学から読み解く子どもの発達とモチベーション(輕部) | 「練習したがらない」「うまくできず癇癪を起こす」——そういった子どもの姿の背景には何があるのでしょうか。 本講座では教育心理学の知見から、子どもの認知発達やモチベーションの仕組みを紐解きます。 現場で明日から活かせる関わり方のヒントを、具体的な事例とともに考えます。 |
6号館 110スタジオ |
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| 14:45~16:45 選択講習① |
A.color!color!color! ―子どもの困り感を解消するカラーバリアフリーとは―(八幡) |
「色」は誰もが同じように見えるのではなく、感じ方や見え方は人によって異なります。「色」の使い方によって困り感を感じている子どももいます。色覚多様性について理解し、「誰にもわかりやすく、伝わる色使い」について実践を通して考えていきましょう。 | 6号館 110スタジオ |
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| B.子どものピアノ指導~レッスンで活用する即興・ソルフェージュ~(栗村) | 子どものピアノ指導において、即興やソルフェージュをどのように取り入れ展開ができるのか、共に実践しながら考えていきます。先生方も即興やソルフェージュを楽しみましょう。 | 新1号館135 アンサンブル室 |
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| 8/21(金) | 10:00~12:00 選択講習② |
C.保育とリズム(林) | 学校教育の中にリトミックを普及させた小林宗作は、「リズム」を生命・教育・音楽の全てに通じる根源的概念として捉えました。保育において、保育者が一人ひとりの子どものリズムを感じ、尊重することで保育がどのように変わっていくのか事例を通して考えていきます。 | 6号館 110スタジオ |
| D.言葉(詩)から読み解く子どもの歌— 歌唱のための実践的アプローチ(葛西) | あらゆる音楽ジャンルの中で唯一「言葉(詩)」を伴うものが「歌」です。「歌」の表現は、その半分を「言葉(詩)」が担っていると言っても過言ではありません。 本講座では様々な子どもの歌における「言葉(詩)」に着目し、より豊かな歌唱活動を実現するための手掛かりを探究します。 |
新1号館121 アンサンブル室 |
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| 13:10~15:10選択講習③ | E.ムーブメント教育・療法に着想を得た身体表現・表現教育の実践紹介(杉山) ※5/12一部修正 |
楽しく遊びながら、からだを動かしてほぐしていきます。だんだんと表現的な動きに繋げて、簡単な作品づくりにチャレンジしてみましょう。ムーブメント遊具の紹介や、身近なものでできる活動もご紹介します。 ♪動きやすい服装でお越しください。 |
6号館201室 | |
| F.子どもと打楽器で遊べる大人を目指して 〜身体と心で扱う打楽器〜(新谷) |
打楽器はリズム打ちだけの楽器ではありません。従来の使い方だけではない打楽器の多様な表情を発見し、幼児の日常の情操教育に役立てるよう、絵本とオノマトペなどを用い、楽器の魅力に迫ります。また子どもが取り組める音作りやシンプルなリズムのセッションを紹介します。まずはそのために大人が打楽器を用いてリズムに慣れよ、という呼びかけで講座は進行します。何回でも繰り返したくなる音遊び、広がる音の視点、楽しみましょう。 | 新1号館142 オーケストラスタジオ |
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15:25~16:55 全体講習 |
「子どものためのリトミック」DVDの上映(伊藤) | 幼児音楽教育専攻では、本学創立100周年の記念事業として小林宗作・板野平の共著『子供のためのリトミック』を基盤にしたDVDを制作しました。現在の附属幼稚園で行われている、遊びや生活に根差したリトミックの活動も収録しています。みんなで一緒に音楽に身をゆだねることでリズム、音楽、身体性、感情といった複合的な共感が生まれていきます。本講座ではDVDの一部をご覧いただき、子どもたちの姿を通して保育におけるリトミック実践の醍醐味を味わっていただけたらと思います。 | 6号館 110スタジオ |
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お申込みは専用フォームにて、6月2日10:00より受付いたします。
楽しく遊びながら、からだを動かしてほぐしていきます。だんだんと表現的な動きに繋げて、簡単な作品づくりにチャレンジしてみましょう。ムーブメント遊具の紹介や、身近なものでできる活動もご紹介します。
♪動きやすい服装でお越しください。
講師プロフィール
新谷 祥子(あらや しょうこ)
本学卒業後、ミシガン大学打楽器修士課程修了。近年はマリンバで弾き歌うシンガーソングライターとしてアルバム制作多数。打楽器奏者として現代音楽から邦楽、ロック、ポップス、民族音楽、舞踊などと多くの共演を重ねている。北村想戯曲による朗読劇や寺山修司音楽祭で作曲演奏。2019年、初の翻訳絵本(「たてる」「こわす」福音館書店)を手がける。文化庁による芸術家の派遣事業として打楽器ワークショップを継続。高校音楽教科書にボディーパーカッション曲執筆。本学と東京家政大学児童学科で非常勤講師。2017年⻘森県文化賞受賞、2022年青森県褒賞受賞。
伊藤 仁美(いとう さとみ)
国立音楽大学音楽文化教育学科教授、幼児音楽教育専攻代表。博士(音楽)。横浜市出身。国立音楽大学卒業、同大学院音楽教育学専攻修了。保育者養成校、幼稚園リトミック講師等を経て2018年より現職。保育者のための音楽表現講座を数多く行っている。共著に『1~5歳児がよろこぶ保育ではじめてリトミック』、監修に『豊かな音楽表現を育てる幼児のリトミック』(DVD全3巻)等がある。
葛西 健治(かさい けんじ)
青森県出身。国立音楽大学声楽学科卒業、同大学院修士課程修了。同音楽研究所ベートーヴェン研究部門研究員を経て、博士後期課程を単位取得退学。博士後期課程在学中、交換留学生としてウィーン国立音楽演劇大学に留学。声楽を佐藤峰子、久岡昇、福井敬、Walter Moore、Claudia Visca、音楽学を礒山雅の各氏に師事。オペラ、宗教曲等のソリスト出演の他、親子のためのアウトリーチ・コンサートに意欲的に取り組む。現在、こども教育宝仙大学准教授。
輕部 雄輝(かるべ ゆうき)
早稲田大学第一文学部心理学専修卒業。
筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻臨床心理学分野修了(博士(心理学))。
公認心理師・臨床心理士。
専門は,臨床心理学・教育心理学・キャリア発達。
現在,帝京平成大学大学院臨床心理学研究科講師。
栗村 葉子(くりむら ようこ)
国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、聖徳大学大学院児童学研究科修了。
現在、国立音楽大学、東京家政大学子ども支援学部子ども支援学科、フェリシアこども短期大学各非常勤講師、リズムの森ピアノ指導主任。幼児から保育者、大人へピアノ及びリトミック指導にあたっている。ダルクローズサーティフィケイト取得。
杉山 りん(すぎやま りん)
幼少期よりダンスを習い、都立総合芸術高校のコンテンポラリーダンスコースに入学。その後、和光大学在学中に大橋さつきよりムーブメント教育・療法を学ぶ。ムーブメントの“誰でも楽しめる活動”を考える姿勢に影響を受け、ダンスのより包摂的な教育としての在り方を探るため、お茶の水女子大学大学院に進学、博士前期課程を修了(人文科学)。現在は充実したダンス授業実施に向けた指導方法を研究しつつ、本学、法政大学、植草学園大学の非常勤講師を務めている。
高田 由利子(たかだ ゆりこ)
洗足学園音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。同大学付属 音楽療法臨床センターにおいて音楽療法の実習指導に携わる。その後、米国留学し、レズリー大学大学院表現アーツ学科音楽療法・メンタルヘルスカウンセリング科修士課程修了。ニューヨーク、ノードフ・ロビンズ音楽療法センターにてディプロマ取得。 東京大学大学院学際情報学府博士後期課程満期退学後、博士(学際情報学)(東京大学)取得。日本音楽療法学会認定音楽療法士。ノードフ・ロビンズ音楽療法士。現在、国立音楽大学非常勤講師、聖徳大学非常勤講師、名古屋音楽大学非常勤講師、札幌大谷大学非常勤講師、明治学院大学非常勤講師、東京大学非常勤講師。
林 浩子(はやし ひろこ)
青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期修了(教育学修士)、青山学院大学大学院社会情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程単位取得退学、全国の保育者向け研修、保護者向け子育て支援や絵本講演会などを行っています。私立、東京・公立幼稚園教諭として現場経験を持つ。現在、国立音楽大学附属幼幼稚園園長兼任。
八幡 眞由美(やはた まゆみ)
京都女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修了(修士(児童学))。筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻修了(博士(ヒューマン・ケア科学))。専門は児童文化、子育てバリアフリー。現在、本学教授。
