芝 祐靖 招聘教授が文化功労者に選ばれました

本学招聘教授の芝 祐靖先生が平成23年度文化功労者に選ばれました。

今回の顕彰は、長年に亘り、国内のみならず、海外においても積極的な演奏活動を行い、日本の音楽文化を世界に発信し、雅楽の可能性を世に示したことによるものです。

芝先生は、宮内庁楽師として龍笛を主に担当され、退職後は独自の演奏活動を世界各地で展開されるとともに、1984年より本学でも教鞭を執られるなど、後進の指導・育成も積極的にされております。
豊かな学識に裏づけされた鋭い音楽的感覚と卓越した演奏技法で、演奏の質の高さは他の追随を許さないと評されています。

芸術祭賞優秀賞（1971年）・芸術選奨文部大臣賞(1987年)・恩賜賞・芸術院賞（2003年）受賞、紫綬褒章(1999年)・旭日中綬章（2009年）受章など、多数受賞されています。

芝先生のご功績に敬意を表するとともに、益々のご活躍をお祈り申し上げます。