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名建築と学ぶ〜前川建築とくにおん
第十五弾『カリヨン』

本学の講堂前に設置された「カリヨン(グロッケンシュピール)」は、本学のシンボル的存在です。
今回はカリヨンの秘密をご紹介します。

カリヨンには大小47の鐘が連なっており、講堂のホールでコンサートがある時には、鐘の音色で開場や開演を告げています。
カリヨンの本体(塔)部分は、造形作家、新宮 晋(しんぐう すすむ)の作品「大地の塔」。ベルと演奏用の鍵盤は、ドイツ、コルフハーゲ社製。 世界的に活躍する芸術家と、カリヨンの工房がコラボした作品です。

鐘は、塔の片側に23個、もう片側に24個の計47個が配置されているのですが、「オモテ面」の方を24個の配置にしています。
さて、カリヨンの鐘が配置された面はそれぞれ、駅から講堂へ歩いてくる方面と、大学から講堂へ歩いてくる方面に向いているのですが、どちらがカリヨンの「オモテ面」として配置されているか、ご存じですか?

答えは、駅から講堂へ歩いてくる方面をオモテ面として配置しています。この写真からは、前川建築の特徴であるタイルの模様の素晴らしさも見ることができます。

カリヨンの写真をよくご覧ください。
2枚目の写真は、大学から講堂へ歩いてくる方面、つまりカリヨンの「ウラ面」を撮影した写真です。鐘の一番上のラインには、小さな鐘が4つ並んでいるのが見えます。

そして3,4枚目は、駅から講堂へ歩いてくる方面、カリヨンの「オモテ面」の写真です。鐘の上のラインを見ると、ウラ面と同じように小さな鐘が4つ並んでいるその上に、さらに小さな鐘が1つ吊るされています。これが24個目の鐘なのです。

カリヨンの秘密をもう1つ。
実は、講堂の竣工当時は、カリヨンの色が今とは異なっていたことをご存じですか?
現在は経年により茶色の塔と青銅色の鐘になっており、後ろの講堂とも馴染んだ親しみやすい色になっています。
しかし竣工当時は、塔の色は真っ黒、鐘も銀色という、非常に存在感のある見た目になっていました。

次回、講堂へお越しになる際にはぜひ、カリヨンの鐘の数の違いと、色の変化にもご注目ください。

国立音楽大学100周年を記念して、カリヨン記念グッズを製作しました。
「1/100 テラダモケイ スペシャルエディション 国立音楽大学 創立100周年編」です。
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