【開催レポート】4月11日開催 特別企画
「コンサート&レクチャー 前川建築と国立音楽大学」
4月11日(土)、「コンサート&レクチャー 前川建築と国立音楽大学」が無事盛況のうちに開催されました。
今回はこちらの開催レポートをお届けします。
建築をメインにしたイベントは本学では初めての試みでしたが、晴天にも恵まれた絶好の建築イベント日和となり、また400名近くという大変多くのお客様にもお越しいただき、ご好評のお言葉も頂戴しました。
この度はご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
「コンサート&レクチャー 前川建築と国立音楽大学」は、新田 朝香氏(2024年度本学大学院修了)による大ホールでのパイプオルガンコンサートから開演しました。
プログラムは、J.S.バッハ作曲のトッカータとフーガ ニ短調 BWV565と、C-M. ヴィドール作曲のオルガン交響曲第5番 ヘ短調 作品42-1 より 終楽章 「トッカータ」。
ドイツバロック作品とフランス近代作品という対照的な作品を演奏いただいたため、響きの違いがわかりやすく、大ホールの響きも相まって本学のパイプオルガンの魅力を十二分に体感することができました。
その後のレクチャーでは、前川建築設計事務所所長の橋本 功氏をお迎えし、柴田 翔平氏(2017年度本学卒業)の司会のもと、「前川建築と国立音楽大学」をテーマに特別レクチャーを開催しました。
幼少期の前川國男と音楽との出会いに始まり、建築家として大成してからも音楽を愛した前川の姿、そして、国内の他の前川建築である音楽ホールと本学の講堂のホールとを比較して、本学講堂の特徴や建設にまつわるエピソードをご講演いただきました。
本学の建築の魅力だけでなく、建設計画当時に先達の音楽家や教育者たちが講堂に込めた想いも伺うことができ、一層本学の建築への愛着がわくと同時に、建築を通して歴史を知ることもできた貴重な機会となりました。
終演後は多くのお客様が改めて講堂を見学されており、この企画を通じて本学の建築の魅力を充分にお伝えできたことを感じました。
事前申込者に向けて開催された前川建築ツアーでは、講堂、6号館、S.P.C.、銀杏寮食堂を巡りました。
普段はなかなかご覧いただくことのできない施設をご紹介することができ、また、ご参加いただいた皆様の気付きから私たちも新たな学びを得られることが多く、およそ1時間という限られた時間ではございましたが、大変有意義なひとときとなりました。
大ホールでのパイプオルガンコンサートに先行して開催した小ホールでのピアノのミニコンサートも、多くのお客様にご来場いただきました。
小ホールは当企画の第三弾(2025年12月18日更新回)でご紹介しましたが、お椀の底のような丸みのある天井が特徴の一つです。小ホールの響きもご堪能いただくことができ、大変嬉しく思います。
100年目にして1回目となった本学の建築イベント!今後もぜひ本学の建築にご注目ください。