小泉友紀恵:名誉教授(ピアノ)

施設からの眺めは素晴らしく小さな森の四季は一大パノラマです。私事手の痺れが酷く字が書けませんので失礼させていただきたいと考えましたが、恥かし乍らペンを取りました。退職しましてから五十年になりますので音大も大分違いますことと思いますが、ただ今に至ります迄、私の気持ちは変わらず根ざして居りますものは、温かな校風、有馬先生、海老沢先生からの貴重な経験です。創立百年を迎えますと共に温かな校風が音楽の真髄に迫るものになって呉れたらと願って居ります。香り立ちます国立の良さを祈り続けて居ります。益々の御発展をお祈り申し上げます。

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