萊孝之:元国立音楽大学教授(音楽文化デザイン学科)
国立音楽大学100周年、心よりお祝い申し上げます。
1991年、オランダ在住中に日本へ帰国し、吉田泰輔先生、庄野先生、郡司先生、白砂先生方と共に、国立音楽大学音楽デザイン学科の創設に関わらせていただきました。「実時間」音声信号処理技術を中心に、日本で初めて本格的にコンピュータ音楽を学べる大学環境の構築に携わりました。
今日では、国立音楽大学で研鑽を積んだ多くの仲間が、芸術音楽からポピュラー音楽に至る幅広い分野で、作曲家、演奏家、メディア・アーティスト、大学教職員・研究者として、さらには音響、ゲーム、エンターテイメントやICT関連企業など多方面で活躍されています。その姿を拝見し、皆さまが社会に大きく寄与されていることを大変嬉しく思っております。
今後も、国立音楽大学のさらなる発展と、皆さまの一層のご活躍を心よりお祈り申し上げます。