土屋圭子:元国立音楽大学講師(ピアノ)
創立100周年を心よりお慶び申し上げます。
私は附属中学校から大学院まで学び、卒業後は教員として勤めました。
春は桜が咲き秋は銀杏が金色に輝く、緑溢れるキャンパスで恩師のウラジーミル・竹の内先生をはじめ素晴らしい先生方にご教授頂き音楽に囲まれた幸せな時間を過ごしました。
中学入学時の学長は有馬大五郎先生でした。有馬先生のご方針で制服は無く、皆自由な服装で通学しました。音楽を志すにあたり、自分で考えること、そして個性を大切にする為と中学校で聞いていました。
これからも自由の精神は国立にずっと受け継がれていくことでしょう。
国立の益々の発展をお祈り申し上げます。