草野明子:元国立音楽大学教授(ピアノ)
『国立音楽大学100周年によせて』
大学よりお知らせ頂き2026年が100年という年を迎え、日本における音楽教育に多大なるご尽力を注がれた皆様に敬意を払いたいと思います。私自身国立音楽大学で教師として過ごした日々はかけがえのない時間でした。学生たちの進化を見守り、調子の良い時、うまくいかない時は話し合い卒試は皆力を出し切ってくれた事、私にとっては良い経験でした。
今は卒業生がお弟子さんをつれて、地方からもきてくれます。レッスンもしっかりやっているようで、毎回楽しみにしています。
私の母は国音のピアノ科を卒業しました。その友人たちが「人生で一番楽しい日々だった」といつも言っていました。
国立音楽大学の繁栄をお祈り致します。