ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

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概要

国立音楽大学 大学案内 2017

アンサンブル室Ensemble Studio合唱スタジオChoral Studioバスからソプラノまで各パートの音が聴き取りやすく、倍音の響きを体感できる、合唱に適した空間です。天井や壁の角度でフラッターエコー(時間差による音の多重反射)を防止。純粋な音だけが響きわたります。広さや形状の異なる9つのアンサンブル室は、音色や音量の違う楽器もバランスよく調和するように音響環境が設計されています。レッスンだけでなく、学内ライブやミニコンサートに使われることもあります。オペラスタジオOpera Studio劇場をイメージした、舞台と客席を分けた構造のスタジオ。舞台照明も備えており、本番のステージに立つような本格的な練習ができます。学内イベントや、公開講座の会場としても使用されています。レッスン室Lesson Studio打楽器演習室Percussion Studio電子オルガン演習室Electronic Organ Studio地階から4階まで計108室あり、全室南向きです。外部の音がまったく聞こえない高い遮音性があり、残響時間が自在に変えられる着脱式の反響板や吸音板を標準装備しているため、どんな楽器のレッスンにも対応します。地階にある打楽器専用の練習室。さまざまな打楽器を同時に演奏した場合にも、お互いの音が聴き取りやすい工夫がされています。打楽器の専攻だけでなく、音楽療法専修や音楽教育専修などの実習にも使われます。1台で多彩な音色と音量を持つ電子オルガンの特徴を最大限活かして演奏できるよう考慮して造られています。微妙な音質の変化も聴き取りやすいため、音の調整もスムーズにできます。楽器室Instrument Room一般的な楽器はもちろん、希少な楽器も多く保管され、日常的に学生たちに貸し出されています。楽器に急な不具合があったらここに持ち込むと、応急処置を施したのち、専門家による修理をアドバイスしてくれます。オーケストラスタジオOrchestra Studio音の拡散性に配慮した構造で、楽器本来の自然な音を響かせます。音の遅れやずれまでクリアに聞こえるので、音感が鍛えられ、修正ポイントもよくわかります。演奏会本番に向けての練習に欠かせない場所です。録音スタジオRecording Studioシンプルかつ本物志向のスタジオは、コンピュータ音楽専修の実習授業で使用され、録音からマスタリングまでの基本を実践的に学べます。室内音響に定評のあるオーケストラスタジオやアンサンブル室とは専用回線で結ばれ、プロの現場と同じ環境を実現しています。キャンパスライフ Campus LifeChapterVII施設紹介91