ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

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概要

国立音楽大学 大学案内 2017

幼い頃から続けてきたピアノを、大学生活の締めくくりに晴れ舞台で演奏できたのは感激でした。学生支援課へ相談一般企業への就職を目指すことに決め、大学が主催する説明会などには積極的に参加。音大から一般企業への就職は厳しいのではと思いましたが、学生支援課の方々はOGの紹介や情報収集など、全力で応援してくださいました。オーディションと内定ヴァイオリンで生計を立てることを改めて決意。卒業後、大学院の伴奏コースの手伝いなどをしながら、さまざまなオーディションに挑戦しました。群馬交響楽団のオーディションを受けて合格し、セカンドヴァイオリンを担当することになりました。小論文対策採用試験で合否を大きく左右する小論文には、4月から力を入れて取り組みました。先生はいつでも丁寧に添削してくださいました。本番では、得意なテーマの出題だったこともあり、すんなりと書けて、合格につながりました。大学生活最後の演奏会無事に就職も内定。4年次の最後の試験の成績で選ばれ、音楽教育専攻の声楽・器楽発表会に出演しました。同じ目標を持った仲間とともに教え合い、勉強することで、とても充実した時間を過ごしました。教員採用説明会・対策講座教員採用試験に向けて説明を受け、さまざまな講座を受講。集団討論の練習などは普段の生活ではできないので、このような機会は貴重でした。これからも自分を磨きます高校まで自分の演奏に自信が持てなかった私が、のびのびと音楽を楽しめるようになったのは、くにたちの自由な雰囲気と先生方のおかげです。現在所属している楽団はメンバーの年代が幅広いので、さまざまな刺激を受けます。若いうちに積極的にいろいろな可能性にチャレンジしてみたいと思い、リサイタルを開いたり、コンクールを受けたりもしています。教員採用試験に合格採用後、小学校の特別支援学級に配属になり、児童24人を4人の教員で担当。国語や算数も教えています。ボランティアなどで子どもに触れていたとはいえ、まだわからないことばかりです。教師を続けながらも、音楽という自分の軸は大切にしていきたいので、今もピアノのレッスンは続け、コンクールにも積極的に挑戦しています。音楽活動を続ける選択音楽の教師になるか、音楽出版業界で働くか迷っていましたが、インターンシップをきっかけに、自分が何をいちばん優先したいのか真剣に考えるようになりました。結論として、音楽活動との両立ができる企業への就職を選びました。平日はしっかり働きながら、バンドのボーカリストとして音楽活動を続けています。4年次4年次Now群馬交響楽団 ヴァイオリン奏者東京都 北区立滝野川小学校 教諭日本郵政株式会社 東京 社員東京・地域基幹職演奏家教員一般企業現在メルクル氏の指揮で演奏くにたちのオーケストラ定期演奏会で準・メルクル氏が指揮をした時、コンサートミストレスを務めました。大学院大学院で室内楽を経験したため、コンミスを務める際も周りの音がよく聞こえるようになりました。c群馬交響楽団サポートシステム Support SystemChapterVIキャリアデザイン79