ブックタイトル国立音楽大学　大学案内　2017

概要

国立音楽大学　大学案内　2017

19301950197019902000音楽とともに歩んだ90年1926（大正15）.4 本学の前身「東京高等音楽学院」創立（東京市四谷区番衆町の仮校舎で開校）。初代学院長、渡邊敢（いさむ）。11 国立（くにたち）に校舎竣工、移転する。1928（昭和3）.12 新交響楽団（現・NHK交響楽団）と共演、ベートーヴェン“交響曲第9番”を演奏（合唱）。1930（昭和5）.9 三室戸敬光、学院長に就任。1940（昭和15）.8 私立音楽学校として初めて、東京府から小学校教員（音楽専科正教員）無試験検定校に認定。1941（昭和16）.12 私立音楽学校として初めて、文部省から中等学校教員（音楽専科正教員）無試験検定校に認定。1946（昭和21）.6 土川正浩、学院長に就任。1947（昭和22）.7 「国立音楽学校」と校名変更。1948（昭和23）.5 法人組織を確立、「財団法人 国立音楽学校」認可。1950（昭和25）.2「国立音楽大学」認可。有馬大五郎、学長に就任。従来の声楽・器楽・作曲学科のほかに楽理学科、教育音楽学科（日本で最初に設置）を新設。1951（昭和26）.2 法人組織を変更、「学校法人 国立音楽大学」認可。1963（昭和38）.4 教育音楽学科に幼児教育専攻を新設。1968（昭和43）.4 大学院音楽研究科（修士課程）設置。専攻科は学生募集停止。1978（昭和53）.4 大学位置変更（立川市）。1979（昭和54）.4 海老澤敏、学長に就任。音楽研究所楽器資料館開館。1982（昭和57）.11 講堂（ホール）竣工。t h e H i s t o r y o f K u n i t a c h i C o l l e g e o f M u s i c完成した国立校舎1927（昭和2） NHK交響楽団が新交響楽団として第1回演奏会。1951年（昭和26年）NHKの後援でNHK交響楽団となる。1928（昭和3） フランスの作曲家モーリス・ラヴェルがバレエ音楽『ボレロ』発表。1928（昭和3） オーストリアの作曲家アルノルト・シェーンベルクが十二音技法で書かれた最初の大規模な作品『管弦楽のための変奏曲 作品31』発表。1934（昭和9） 日本初の本格的なオペラ団体「藤原歌劇団」第1回公演（プッチーニ『ラ・ボエーム』）。1938（昭和13） 東京フィルハーモニー交響楽団が中央交響楽団として設立。1946年（昭和21年）東京フィルハーモニー交響楽団となる。1946（昭和21） 東京交響楽団が東宝交響楽団として設立。1951年（昭和26年）に東京交響楽団となる。1951（昭和26） 日本コロムビアから国産初のLPレコード発売。1952（昭和27） 團伊玖磨・木下順二作　オペラ『夕鶴』初演。1956（昭和31） 日本フィルハーモニー交響楽団設立。1957（昭和32） カラヤン＆ベルリン・フィルハーモニー交響楽団初来日。1959（昭和34） イ・ムジチ合奏団＆フェリックス・アーヨ（ヴァイオリン・ソロ）のヴィヴァルディ『四季』発売。60年代を通じて日本のクラシック音楽レコードのベストセラーになる。1962（昭和37） 読売日本交響楽団設立。1962（昭和37） ジョン・ケージ来日。1967（昭和42） 武満徹『ノヴェンバー・ステップス』初演。琵琶・尺八・オーケストラによる音楽作品。1968（昭和43） 文化庁設置。1972（昭和47） 新日本フィルハーモニー交響楽団設立。1975（昭和50） メトロポリタン歌劇場初来日。1980（昭和55） ウィーン国立歌劇場初来日。1982（昭和57） CD（コンパクト・ディスク）発売。1993（平成5） ボローニャ歌劇場初来日。1997（平成9） 新国立劇場開場。2002（平成14） 中学校の音楽教育で和楽器の演奏が必修となる。常に日本の音楽シーンを見つめ、時代の求める音楽家・教育家を育ててきた「くにたち」の90 年。これからも、良き伝統を受け継ぎ、次の世代へとつなげていきます。1949年（昭和24年）高等学校用音楽教科書1949年（昭和24年）中学校用音楽教科書創立90周年特集 伝統を未来へ、世界へと伝える──6