ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017
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国立音楽大学 大学案内 2017
音楽文化教育学科 Department of Music Cultures & EducationChapterIII61音楽情報専修Graduate’s Message 卒業生メッセージ尊敬できる人々とたくさん出会えたことは一番の財産雅楽との出逢いも、自分の世界を広げてくれました大学では、日本の音楽や民族音楽など、今まで触れたことがない音楽を勉強して、視野を広げたいと考えていました。なかでも雅楽は、日本を代表する素晴らしい先生方に学ぶことができて幸せでした。現在も一般の雅楽団体に入って、演奏会にも参加しています。くにたちでは、尊敬できる先生方や友人とたくさん出会えたことが何よりの財産です。特に同じ専修の友人たちからはたくさんの刺激を受けましたし、お互いを高め合う関係でした。ホールや劇場の仕事に就きたかったので、現在は、文化施設などの運営を受託する企業に就職し、生涯学習センターで運営事務全般の仕事をしています。音楽系講座のお手伝いやロビーコンサートを任されることもあります。まず自分が「楽しむ」ことを忘れずに、地域の人たちに音楽の楽しさを伝えていきたいです。志村 香苗 さんSHIMURA Kanae音楽文化デザイン学科 音楽研究専修[マネージメント・コース、日本伝統音楽コース]2015年卒業東京都・国立音楽大学附属高等学校出身現在、株式会社コンベンションリンケージに在籍QandA専門ゼミの一貫として、履修生たちが成果を発表する機会です。毎年テーマ選定から、調査、研究、進行プランの決定、パンフレット作成など、すべての作業を学生が分担して行います。2015年の履修生が選んだテーマは「開国によって激動の時代を迎えた日本の音楽」です。「黒船来航 にっぽん音楽革れぼりうしおん命」というタイトルで研究発表会を開催。アメリカ合衆国海軍の東インド艦隊司令長官ペリー来航とともに日本にもたらされた西洋音楽とその影響、今日に至るまでの流れを、さまざまな切り口で分析した結果を発表しました。膨大な数の文献や図像などの資料だけでなく、実際の音楽や楽器などにもあたるため、現地調査もたびたび行い、テーマを掘りさげていきます。ゼミの先生から助言をいただきながら、根気強く根拠を積み重ね、最終的に一つの冊子にまとめます。簡単に情報が入手できる時代だからこそ、しっかりと原書にあたり、現地に足を運び情報を収集する力、情報を読み解く力を身につけます。また、大勢の人の前で発表する研究発表会を通じて、プレゼンテーション能力を高めることが可能です。研究発表会とは何ですか?ANSWERANSWER ANSWERQUESTION ANSWER調査・研究はどのように進めるのですか?QUESTION研究活動で身につく力はありますか?QUESTION研究テーマについて教えてくださいQUESTION〈過去の研究テーマ〉・ エノケンさん 歌う昭和の喜劇人(2004年)・ フラメンコ ~歴史と現在のその姿~(2006年)・ 祭 Music(2008年)・ LA PENSEE MUSICALEチャルメラの精神世界(2009年)・ フランス革命下の音楽(2011年)・ アイドル(2014年)※過去10年間の研究発表会より抜粋