ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

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国立音楽大学 大学案内 2017

音楽文化教育学科 Department of Music Cultures & EducationChapterIII59研究に実技が伴うのが音楽大学の強みです一般大学でも音楽学は学べますが、一流の演奏家と研究者が身近にいて実技につながる研究がしやすいのは、くにたちならではだと思います。私の場合は、知らない音楽をいろいろ学んでいくうちに行き着いたのが西洋古楽でした。今回の専門ゼミでの共同研究は、日本における西洋音楽の受容がテーマでした。分担を決めて文献を読み解いていく作業は、とても充実感があります。音楽情報専修は、文章を書くことやプレゼンテーションをすることが多いため、得た情報を自分の言葉で発信する力がつきます。原書を読むための語学力も必要です。将来はそんな力を生かして音楽業界に貢献することができればと思っています。Message 学生メッセージ冨安 香澄 さんTOMIYASU Kasumi音楽文化デザイン学科 音楽研究専修 4年福岡県・福岡女学院高等学校出身澤田 聖也 さんSAWADA Seiya音楽文化デザイン学科 音楽研究専修 4年茨城県・県立取手松陽高等学校出身多くのジャンルの音楽を知ると見えてくるものがあります1・2年ではとにかく幅広い分野の音楽に触れることを心がけました。多くのジャンルの音楽を知ると、共通点や違いがわかり、思わぬ発見も生まれます。多様な視点から音楽をみることができるようになりました。3年になって日本伝統音楽コースを履修してみると、母国の音楽でありながら知らないことがあまりに多く、カルチャーショックを受けると同時にすっかりその魅力にとりつかれています。今後は大学院に進み、研究を続けたいです。自分が生まれた沖縄の音楽を研究テーマにしていこうと考えています。沖縄には独特の素晴らしい音楽があることを、海外にも伝えていけたらいいですね。*音楽文化デザイン学科 音楽研究専修は、2014年度入学生より音楽文化教育学科 音楽文化教育専攻 音楽情報専修となりました。音楽情報専修音楽情報専修西洋古楽コース音楽情報専修日本伝統音楽コースアーツ・マネージメント概論|音楽に関わるアーツ・マネージメントについて、具体的事例をプリント、図版、映像資料などを用いて解説します。音楽イベントやコンサートなどの企画提案をする力を獲得し、現代の人々の音楽に対するニーズは何か、自分の考えを明らかにしていきます。西洋古楽表現|西洋クラシックの楽器だけでなく、西洋古楽器(チェンバロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リコーダーなど)の演奏実習を通して広い音楽性と音楽文化についての理解を身につけます。西洋古楽表現(リコーダー)西洋古楽表現(ヴィオラ・ダ・ガンバ)