ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017
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国立音楽大学 大学案内 2017
音楽文化教育学科 Department of Music Cultures & EducationChapterIII57Graduate’s Message 卒業生メッセージ八巻 美紗 さんYAMAKI Misa音楽文化デザイン学科 音楽療法専修[音楽療法士コース] 2015年卒業東京都・江戸川女子高等学校出身3年次に『精神科』、『高齢者施設』、『障害児者施設』などの領域から実習先を選びます。くにたちは実習の受け入れ先が多く、さまざまな分野の現場を体験できることが魅力です。私の実習先では週1日、計4回、歌唱活動を中心に唱歌・歌謡曲・ポップスなど1時間位のセッションを見学しました。基本は見学だけですが、実習先によっては参加することも。セッションが終わったら、実習先の音楽療法士とミーティング。業務内容、クライアントに対するマナーや配慮など、具体的なアドバイスをいただき、とても参考になります。実習後は、詳細をレポートにまとめて履修生全員と共有。ほかの履修生の報告には、想定外のできごとや不測の事態もあり、それを聞いて考えることで、自分自身の知識や経験値も高まります。音楽療法専修クライアントが安心して寄り添える療法士を目指し音楽療法の現場で、自分も一緒に成長しています現在、障害児の放課後デイケアと、高齢者などの施設で、音楽療法をさせていただいています。在学中施設で研修する機会も多く、プログラムの組み立て方や人との関わり方など、学んだことが今とても役立っています。くにたちの音楽療法は少人数なので、先生方から丁寧な指導を受けられるのが魅力ですね。卒業後も、授業や実習でお世話になった先生方とのつながりで、学会や勉強会に参加させていただき、新しい知識を身につけています。子どもたちとは音楽の時間以外も一緒に過ごしていますが、普段落ち着いて座っていられない子が、音楽の時だけはじっと聴いていてくれたりすると、やりがいと喜びを感じますね。まだ現場に出て一年目なので、不安もありますが、クライアントが安心して寄り添える療法士を目指して努力します。現在、音楽療法士として活動中平井 佳織 さんHIRAI Kaori音楽文化デザイン学科 音楽療法専修 4年[音楽療法士コース]茨城県・県立取手松陽高等学校出身実習の流れ以前、特別養護老人施設で音楽会をしたことがあり、馴染みのある領域だったので、3年次前期は高齢者施設での実習を選びました。実習は音楽療法の内容はもちろん、臨機応変に対応する音楽療法士の行動など、現場のできごとを見て聞いて、学ぶ貴重な経験です。この実習で特に印象に残っているのは、童謡を聞いて昔を思い出したクライアントが、当時のできごとを語ってくれたこと。その姿を見て、音楽には人と人とをつなぐ力があるということを改めて実感しましたね。1 2 3 4実習に行って感じたことはなんですか?QUESTION Q自分の肌で感じることが多くとても有意義な時間でしたA ANSWER