ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

ページ
56/100

このページは 国立音楽大学 大学案内 2017 の電子ブックに掲載されている56ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

国立音楽大学 大学案内 2017

54音楽療法士コースで資格取得を目指す我が国の音楽療法士の資格は日本音楽療法学会が認定しています。本学は「日本音楽療法学会認定音楽療法士資格試験受験認定校」であり、資格試験の受験に合わせたカリキュラムを持つ「音楽療法士コース」が設置されています。(P.17参照)。また卒業までに学外の介護職員初任者研修を終えて就職に活かす学生もいます。音楽療法に携わる上で身につけなければならない理論、方法、技術、心構えなどを実践的に学びます。「理論」と「実際」をバランスよく学べるようなカリキュラムを組んでいるので、お互いに刺激し合いながら積極的に学ぶことができます。基礎課程では、臨床実践の根幹となる「音楽」そのものを実技面を中心に学ぶとともに、音楽療法や関連諸分野に関する基礎的な知識を修得します。専門課程では、より専門的に音楽療法の技術を学ぶのみならず、さまざまな領域の障害や疾患の理解を深め、それらに対する治療方法や効果について学修します。また、音楽療法士の資格取得を目指す学生のために「音楽療法士コース」があり、他専修(専攻)の学生も履修を目指すことが可能です。実際の現場での見学実習や臨床実習も行います。[学びの目的]楽器・演奏で対象者と対話する音楽療法はとても広くて深い世界です。知識や技能はもちろん必要ですが、人と音楽に対するしなやかな感性と、目的意識を持って臨むことが第一です。音楽療法専修音楽学部 音楽文化教育学科 音楽文化教育専攻M u s i c T h e r a p y器楽合奏|音楽療法における楽器の実習授業です。音楽療法において楽器は重要な意味を持ちます。楽器の特色や役割を演奏を通して検討し、音楽表現を深めます。また、楽器演奏に不可欠な身体についても考察します。音楽療法セッションで使用される曲目を取り上げ、伴奏法、アンサンブル、編曲の留意点について検討します。平成27年度 日本音楽療法学会認定音楽療法士(補)資格試験 合格者8名