ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017
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国立音楽大学 大学案内 2017
音楽文化教育学科 Department of Music Cultures & EducationChapterIII53音楽教育専修Graduate’s Message 卒業生メッセージ矢作 智 さんYAHAGI Satoru音楽教育学科 音楽教育専攻[リトミック指導者コース※]2015年卒業埼玉県・城北埼玉高等学校出身人とのつながりの大切さと、音を楽しむことくにたちで得たものを、子どもたちにも伝えたいくにたちで得たものはたくさんありますが、なかでもまず実感しているのは「人とのつながりの大切さ」です。音楽教育専修の友人たちは、声楽、ピアノ、指揮、作曲、和楽器、音楽療法などいろいろな分野を学んでいて、グループワークや演奏発表会などを通じてそんな彼らと深い交流が持てました。出会った人の縁でさまざまなことを体験できたからこそ、今の自分があると思っています。もう一つは「音を楽しむこと」。仲間と演奏する楽しさ、呼吸が合ったときの達成感を味わって、自分もずいぶん成長しました。現在は、学生時代に研修生として授業を見学したことのあるジュネーヴの高等音楽院で、リトミックを学んでいます。将来は中学校で音楽を教え、音楽に苦手意識を持つ生徒にも、私が経験してきたことを活かして、音楽の楽しさを伝えられたらと思っています。現在、ジュネーヴ高等音楽院に在籍QUESTION演奏や活動内容を発表する機会はありますか?QUESTION Qリトミックといえば「くにたち」というほど、リトミックと深いつながりがある本学には、学びの成果を発表する機会が数多く設けられています。その一例が芸術祭の「リトミックの集い」や「親子で楽しめるファミリーコンサート」です。学生たちは、音楽を注意深く聴き、楽譜を読んで、演奏解釈を話し合いながら、作品としてつくり上げていきます。合唱好きが大集合「合唱の夕べ」ANSWER 1音楽教育専修、幼児音楽教育専攻、そして合唱を学んでいる主に1・2年生が日頃の合唱の学びの成果を合同発表します。専修の垣根を越えて、ハーモニーを学ぶ機会です。親子で楽しめるファミリーコンサート工藤俊幸先生指揮、クニタチ・フィルハーモニカー演奏で、総勢18名が音楽作品を身体で表現する様子。曲はドヴォルジャーク作曲『スラブ舞曲第8番』。「第2回APCMN国際セミナーTOPIC 」でウェルカムコンサートを開催しました。2015年7月、オーストラリア、ニュージランド、マレーシア、インド、アメリカ、イギリス、そして日本から約60名が参加して、第2回APCMN国際セミナーが国立音楽大学で開催されました。音楽教育専修・幼児音楽教育専攻の有志の学生約100名は、セミナー初日の夜に開催するウェルカムコンサートを企画・運営。半年間かけて準備をしてきました。コンサート当日は、日本伝統音楽のお囃子と踊りに始まり、卒業生による子どものための音楽劇、そして音楽教育専修の2年生、3年生、4年生が結成している学年別の合唱団が、それぞれ趣向を凝らした素晴らしいパフォーマンスを披露しました。子どもから大人までを対象とするイベント「MUSIC スペース」ANSWER 4クリスマスシーズンに、音楽教育専修・幼児音楽教育専攻の学生が企画・運営をするこのイベントは、来場された地域の方々と音楽を通じて関わることを目的としています。演奏はもちろん、ワークショップを通じて人と人とがつながりを学ぶ機会です。オーディションを勝ち抜こう!「演奏発表会」ANSWER 3年に1回開催する音楽教育専修演奏発表会。公開オーディションに通過して、2015年度のステージに立ったのは11団体でした。学生たちは、この発表会へ出演することを一つの目標にしています。ANSWER 2 リトミックといえばくにたち!「リトミックの集い」や「親子で楽しめるファミリーコンサート」APCMNアジア・パシフィック・コミュニティ音楽ネットワーク国際音楽教育学会(ISME)のコミュニティ音楽活動(CMA)コミッションが立ち上げた、アジア・環太平洋の地域の人々のさまざまな音楽活動について情報交換や研究活動をするネットワークです。※リトミック指導者コースは、2014年度入学生よりダルクローズ・リトミック専門コースとなりました。