ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

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概要

国立音楽大学 大学案内 2017

音楽文化教育学科 Department of Music Cultures & EducationChapterIII49東京都立高等学校教諭、東京都教育委員会指導主事を歴任。全日本音楽教育研究会大学部会常任理事、日本音楽教育学会・日本民俗音楽学会理事。教育出版の高校用音楽教科書『tutti1・2』『最新中等科音楽教育法』『音楽教育事典』(共著)などを執筆。目指すもの取得できる資格・受講できる講座等対象学校の先生中学校教諭一種免許状(音楽) 演奏・創作学科音楽文化教育学科高等学校教諭一種免許状(音楽) 音楽文化教育専攻小学校教員免許状 ※ 1 全員 ※ 1教職特別講座全員幼稚園の先生幼稚園教諭一種免許状音楽文化教育学科幼児音楽教育専攻保育士保育士試験対策全員博物館や美術館の専門職員学芸員全員音楽療法士音楽療法士認定試験受験資格 ※ 2 全員 ※ 2※1 本学には明星大学との提携により小学校教員免許状取得を目指す制度があります。提携履修を許可された学生のみ、この制度を利用できます。※2 日本音楽療法学会が資格認定を行っている「音楽療法士」になるためには、認定試験の受験が必要です。受験するための資格を得るためには本学の「音楽療法士コース」の履修が必須です。(音楽療法専修の学生以外も履修を目指せます。)小・中・高校の延長にある大学で音楽を学ぶということは、「音楽文化についての理解」を一層深めることでもあります。音楽文化はそれを担う民族や共同体などによって異なり、固有のアイデンティティと価値を持っています。また時間とともに徐々に変化していきます。基礎課程で古今東西の多様な音楽文化に触れて自分の認識を広げ、それらの中から、専門課程で自分が極めたいテーマを見出し、そのテーマを追究して認識を深め、自己実現につなげる学びを積み重ねてほしいと思います。学びのポイント音楽の高い技能と幅広い知識を活用し、よりよい社会の実現を目指して、多様な音楽文化を支え、その発展を積極的に推進していくことのできる人間性豊かな「音楽文化人」を養成します。1学校の音楽科教員、幼稚園教諭、音楽療法士、音楽教室講師、地域社会の音楽指導者、さらにジャーナリズム、研究、企画・制作・運営などの仕事を通して、幅広い分野において音楽文化の発展に貢献し、活躍できる人材を養成します。2専修(専攻)のカリキュラム以外にコースとして開設された科目群も履修することで、専門分野以外での技能や知識を修得して、将来の職業選択の可能性を広げることができます。3学科共通科目新学科の設置とともに、多彩で充実したプログラムの学科共通科目を導入しました。?音楽ICT演習パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント)での資料作成・プレゼンテーション、音楽ソフトによる楽譜作成などのスキルを修得します。?アーツ プロジェクトコンサートホールや美術館など、学外の機関と連携してプロジェクトを企画・実施し、音楽を社会でどう生かすかを体験的に学びます。?音楽・心・身体音楽と心、音楽と身体のつながりについて基本的なことがらを、講義とリトミック演習を通して学びます。?音楽・学び・情報「基礎ゼミ」の応用科目として位置付け、大学での学修に必要な音楽レポート作成、音楽情報検索、音楽著作権などを学びます。?Music Cultures in Japan英語を主体とした授業で、日本の多様な音楽文化を学ぶと同時に、英語で表現できるようになることを目指します。?音楽・社会・キャリア音楽を通してどう社会で働き、社会貢献できるかについて、基本的なことがらを学びます。必修選択Profile資格取得のための制度卒業後の就職につながる資格取得、進路を見据えた講座受講の制度があります。(詳しくはP.74)音楽文化教育学科 学科長山本 幸正YAMAMOTO Yukimasa専門:音楽科教育学科長のメッセージ