ブックタイトル国立音楽大学　大学案内　2017

概要

国立音楽大学　大学案内　2017

1・2 年次では、自己表現に必要な基礎的技術や知識、音楽の常識などを構築しつつ、自らの発想と音楽的判断を磨きます。3・4 年次ではより専門的な分野に挑戦。今日にふさわしい独創的、先端的な作品を創作する「現代音楽創作コース」、音楽理論のスペシャリストとして優れた指導者を目指す「作曲理論コース」、映画音楽等の作編曲に必要なより実用的な技法、知識を学ぶ「実用音楽コース」があります。それぞれの専門性を磨きながら、内外の著名な作曲家・演奏家による公開講座などに参加し、より広い視点で捉える創造性を身につけます。また、演奏家志望の他専修の友人との交流も多く、曲を作る上での大きなメリットとなっています。［学びの目的］［学びの特長］C o m p o s i t i o n音楽に正解・不正解はありません。本専修では「個人の自由な発想」を何より尊重します。音楽を自由に表現する勇気と自信を持って、伸びやかな学生生活を送りましょう。作曲専修音楽学部 演奏・創作学科123個人の自由な発想を尊重する自分が書いた作品が必ず「音」になる作曲の基礎である「音楽理論」をしっかり学ぶ現代音楽創作コース｜今日にふさわしい独創的、先端的な作品を創作することを目指します。年間を通じて、個性的かつ今日的な音楽家をお招きする「ワークショップ」は、プロの観点から講評をいただける機会。「音大交流演奏会」等、学内外での発表機会へ積極的に出品しながら、実践的に学びます。作曲理論コース｜クラシック音楽の書法に精通した音楽理論のスペシャリストを目指します。バロック時代から20世紀までの作品分析や、変奏曲、ソナタ、フーガなどの作曲、発表を通して、優れた指導者となるために必要な教養と技術を身につけます。実用音楽コース｜映画・ドラマ・CM・ゲーム音楽など、商業音楽の作・編曲家を目指します。過去に放映されたドラマの音楽を分析し、自らも作曲する授業や、多摩美術大学の学生が創作したアニメーションに、本学の学生が書いた曲を提供する授業を通して、社会で活躍できる力を身につけます。作曲作品展｜学内オーディションにより選抜された室内管弦楽規模の作品を、板倉康明客員教授の指導のもと本学の学生たちが演奏します。実用音楽ゼミスイスのデュオ「UMS'n JIP」によるワークショップ第32回フーガ演奏会｜学生の書いたフーガ等によるユニークな演奏会。2015年はコース履修者12曲、大学院生8曲を演奏オンド・マルトノ奏者、久保智美氏によるワークショップ38