ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017

ページ
37/100

このページは 国立音楽大学 大学案内 2017 の電子ブックに掲載されている37ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

国立音楽大学 大学案内 2017

演奏・創作学科 Department of Performance & CompositionChapterIIジャズ専修Message人とのコミュニケーションの大切さを実感していますくにたちのジャズの授業は、自分たちでライブをつくる舞台演習、編曲など、どれも実践的です。3年次に受講した録音実習の授業では、初めてレコーディングを経験しました。自分の音をしっかり聴く体験は、ライブとは違う角度から音楽と向き合うよい機会になりました。レッスンの合間や昼食時に先生方からいろいろなお話が聞けるのはとても楽しく、現役のミュージシャンならではの体験談はとても刺激になります。授業やイベントを通じて、いい音楽を生み出すためには演奏だけでなく、人とのコミュニケーションを深めることが必要だと実感しました。その点では、この3年間で成長できた気がします。学生メッセージ芹澤 朋 さんSERIZAWA Tomo演奏学科 ジャズ専修( サクソフォーン)4年北海道・札幌創成高等学校出身片山 士駿 さんKATAYAMA Shun演奏学科 ジャズ専修(サクソフォーン)4年東京都・足立学園高等学校出身演奏の技術だけでなく深い音楽性が身につく環境ですジャズ専修の先生方はみな現役で活躍する素晴らしいミュージシャンなので、どうしてもここで学びたいと思っていました。大学の授業は、演奏や録音の現場に出たときの心得など、1年次から実践的です。音大を出なくても演奏の上手な人はたくさんいますが、技術とは別の深い部分で音楽を伝えられるようになるには、クラシックに触れたり、音楽以外の知識を身につけたりできる大学という環境が役に立つはずです。将来は海外でも腕を磨き、ゆくゆくは先生方と一緒に演奏できるような、一流のミュージシャンになることを目指しています。*演奏学科 ジャズ専修は、2014年度入学生より演奏・創作学科 ジャズ専修となりました。パキート・デリベラ教授ジャズ公開レッスン|年2回ほど開催する公開レッスンは、アンサンブルにおいて心がけること、主にリズムの大切さやメンバー同士でのコミュニケーションの取り方、各楽器の役割とその相互関係について、世界で活躍するジャズミュージシャンから学ぶチャンスです。ピアノ:小曽根 真教授作編曲|ジャズの作・編曲法を学習すると、即興演奏する時のボキャブラリーが膨らみ、音楽をもっと大きなビジョンで捉えることができます。最終的には、自分の聞こえる音楽を表現するための基礎となる知識を、この授業で習得します。35