ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017
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国立音楽大学 大学案内 2017
演奏・創作学科 Department of Performance & CompositionChapterII鍵盤楽器専修Graduate’s Message 卒業生メッセージ好きな道を選んだら、その後押しをしてくれる大学くにたちで培った音楽への姿勢が、私の行動指針です学部時代に腕を傷めてしまい、半年ほどピアノが弾けなかったことがあります。その時、音楽が自分にとってどれだけ大切であるかに気付き、人生のなるべく長い時間をピアノに費やしたいと改めて感じました。くにたちの先生方はみな、音楽と真摯に向き合っている方ばかり。その姿を間近に見ることで、自分がどう音楽と向き合っていくかを真剣に考えるようになりました。いつまでも音楽の話ができる、音楽を愛する友人がたくさんできたことも財産ですね。現在は、シューマンなどドイツロマン派の曲を主に学んでいます。くにたちは、自分で好きな道を選んだら、その後押しをしてくれる大学です。くにたちで培った知識や力、音楽に対する姿勢は、私の行動指針になっています。死ぬまで学び続け、人の心を救うことのできる演奏家になるのが、大きな大きな夢です。栗田 桃子 さんKURITA Momoko演奏学科 鍵盤楽器専修(ピアノ)[鍵盤楽器ソリスト・コース]2015年卒業東京都・国立音楽大学附属高等学校出身現在、国立音楽大学大学院 音楽研究科修士課程 器楽専攻(鍵盤楽器コース)に在籍中川 歩美 さんNAKAGAWA Ayumi演奏学科 鍵盤楽器専修(ピアノ)[鍵盤楽器ソリスト・コース]2016年卒業現在、国立音楽大学大学院 音楽研究科修士課程 器楽専攻(鍵盤楽器コース)に在籍富山県・県立呉羽高等学校出身いくつかのオーディションを通過してようやく出演することができる「ソロ・室内楽定期演奏会」は、学外の方に自分の演奏を聴いていただく貴重な機会です。私は、在学中に2回出演しました。先生には、一人の演奏家としての弾き方、聴き方、感じ方を指導していただきました。大きなホールでの演奏会は、音の響きを耳で確認しながら演奏法を修正できるので、普段のレッスンと異なる訓練にもなります。本番は、大きな空間全体を意識しながら演奏しました。この経験を生かし、学外のコンクールにも積極的に挑戦していきたいと考えています。アンヌ・ケフェレック教授の公開レッスンで何を学びましたか?QUESTION Q 「ソロ・室内楽定期演奏会」に出演して演奏に変化はありましたか?QUESTION Q小倉 茉緒 さんOGURA Mao演奏・創作学科 鍵盤楽器専修(ピアノ)3年[鍵盤楽器ソリスト・コース]東京都・国立音楽大学附属高等学校出身受講曲はアンリ・デュティユー作曲『ピアノ・ソナタ』。大学の先生から事前に曲の構成や背景を教えていただき、自らも解釈を深めながら練習をしました。そしてレッスン当日、ケフェレック先生に「宇宙の星が光っているような……」といった弾き方のイメージ、技術面、身体の使い方を指導していただきました。ケフェレック先生は、デュティユー氏の指導を直接受けたことがある方です。作曲家の言葉を知った瞬間、曲はキラキラと輝き出しました。音の温度、深み、星の瞬き……、さまざまな音を表現できるようになりたいですね。A大ホールで響く音を意識するようになりましたA ANSWER作曲家の言葉を知り、曲への理解が深まりましたANSWER29