ブックタイトル国立音楽大学 大学案内 2017
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国立音楽大学 大学案内 2017
C h a p t e r Ⅰ 国 立 音 楽 大 学 の 学 び共通の学び Common Learning学科・専修(専攻)に応じた実践的な技術の習得を主眼に基礎能力の完成を目指します。入学後のオリエンテーション期間に実施するクラス分けのテストにより、自分の進度に合ったグレードのクラスで勉強できます。学科・専修(専攻)における専門性だけでなく、幅広い音楽の知識と教養を身につけることを目的としています。また、音楽経験を豊かにするため、「音大生なら聴いておきたい100曲」にも取り組んでいます。西洋音楽を生み出した歴史や文化と深く関わるドイツ語、イタリア語、フランス語を基礎から学ぶ学習環境を整えています。また、音楽の現場で共通語として用いられることの多い英語も、充実した授業を用意しています。この授業の目的は、和声学の学習を通じて学習者が音楽をより深く確実に理解し、ソルフェージュとも関わりを持ちながら和声的な感性を磨くことにより、実際の演奏、創作、教育、研究の場においてより豊かな実りをもたらすことにあります。学科に応じた内容を各自の適性に合ったレベルで学ぶことができます。楽譜を読む、書く、聴く、話すことの勉強です。音楽家の基礎訓練であり、良い音楽家になるための総合的な訓練でもあります。音楽家の基礎トレーニングとしての視唱、聴音、リズム、読譜、それらに付随する楽典的知識を学びます。さらに学科に応じた内容を各自の適性に合ったレベルで学ぶことができます。西洋音楽の専門的な勉強を進めるための基礎知識を、歴史的背景と実例に即しながら幅広く学習します。自ら楽譜を読み、音楽について考えようとする時に必要となるさまざまな用語や概念への理解を深めるため、西洋音楽史概説、音楽理論などと関連付けながら進めます。日本の音楽、民族音楽、ポピュラー音楽といったさまざまな音楽を通して、社会と音楽がどう関わるのか、人々の生活の中で音楽がどう機能するのか、といった音楽文化の根本的な部分を幅広い視野から理解します。西洋音楽の歴史を古代から現代まで概観します。目標は次の2点です。(1)各時代の音楽様式(響きや構造の特徴)の把握(2)音楽の文化的・歴史的な背景からの理解言語は極めて重要なコミュニケーションの手段です。音楽を通して広く社会に貢献するためには、さまざまな外国語を習得し、運用することが欠かせません。選択必修科目として、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語の4外国語から入学時に一つを選択し、「外国語コミュニケーションI~IV」として2年間かけて語学力を養います。週2回の授業により、総合的な「読む・書く・聴く・話す」力の充実を目指します。共通選択科目でも外国語を学べます。必修科目で得た知識をさらに深めることも、また新たな外国語を学ぶこともできます。言語の背景をなし、言語が活用される場であるそれぞれの国の文化について学ぶ多彩な授業が用意されています。(共通選択科目についてはP.15をご参照ください。)※声楽専修は英語以外の外国語を選択することになります。音楽基礎演習音楽基礎教養外国語コミュニケーションハーモニーI ~ IV音楽概論A・BソルフェージュI ~ IV音楽文化論A・B西洋音楽史概説A・B1年次2年次基礎科目14