interview03

足本 憲治准教授
(演奏・創作学科 作曲専修)

くにおん100フェス!で祝う、
新世紀への一歩

譜面を書いた黒板の前で、笑顔の足本准教授

くにおんの卒業生です。作・編曲家として活動しております。大学を出てすぐは仕事と聞けば何でも引き受けていました。作曲・編曲をはじめ、レコーディングや書籍執筆、アマチュア楽団の指導など、まるで“何でも屋”(笑)。それなりに必死でした。そんな20代のガムシャラさを支えた気概とチカラは「くにおん」の先生方、そして仲間との充実した学生生活の中で培われたと感じています。

本学のうたう「自由・自主・自律の精神」は、当時から学生・教職員の間に強く根を張っていました。くにおん魂、今ではくにおんスピリットとも言われます。私が学んでいた作曲学科でも、自身の作品を思うままにのびのびと書かせていただき、その作品が上演される場を大学が必ず用意してくれていました。結果への指導も手厚く、育ててもらったと強く感じています。また、時が経ち自身が教員となった今もそうした環境がしっかりと保たれていることを誇らしく思っています。

今回の「くにおん100フェス!」では、3日目に開催される「Circle of Music」に関わっています。初日~2日目と同様、名だたる本学卒業生がズラリと出演する豪華さと、山下洋輔先生からハラミちゃんまで至る世代の幅広さが自慢です。「Circle of Music」への関わりの中では主に2つのことを考えています。1つ目は、来場者そしてライブ配信(予定)を通じ集う方々とともに音楽を心から楽しむ場(サークル)を作ろうということ。そして2つ目は、卒業生が4万人を超えるという「くにおん」のコミュニティ全体が幾重もの輪になり、100歳の誕生日を盛大に祝えたらということです。

100周年記念サウンドロゴの制作にも関わりました。多くのデザイン案・サウンド案が在学生・卒業生より寄せられ、結果、慶事にふさわしい素敵なロゴが出来上がりました。

「くにおん」は、つくづく幸せな場所と思います。音楽好きばかりがワイワイ集まるこの世のパラダイス。創作、演奏、研究、教育、制作といった多彩な音楽世界が広がり、そこかしこに「クリエイティビティ」が横溢している。自由な気風にあふれ、力強い。そんな「くにおん」が100歳を迎え、200歳を目指している。音楽を学ぶことの楽しさや深さを共有できる場、それを100年後にも伝えていきたいと思っています。6月には、日々ご一緒させていただいている地元・地域の方々とともに、くにおんに縁の方々とともに、そして何より当日ご参加の皆様とともに、楽しく盛大に100歳を祝いましょう!

お話しする足本准教授