国立音楽大学

コンピュータ音楽専修

音楽学部 演奏・創作学科 コンピュータ音楽専修

音楽とテクノロジーを軸にして広がる、新しい芸術表現を探究します

コンピュータなどのテクノロジーを用いた新しい芸術表現を模索し、その成果を創作や研究、ひいては広く音の世界に応用していくことを目標に学びます。あくまで音や音楽を主としながら、学生個々の興味によって映像や舞台芸術、インタラクティブメディア、モバイルデバイスなども取り入れ、さらに表現領域を広げることも試みます。加えて、創作物を発表するための環境を構築運営することまで含めた総合的な技能と視座を獲得。これからの学際的な音の世界を高い美意識で作りだしていける広義の「音楽家」の育成が目的です。

学びの特長

プログラミングを主としたコンピュータ技術と音響技術、創作技術を一体として習得します。

カリキュラム

コンピュータ音楽専修カリキュラム

主な科目

演習風景

コンピュータ音楽創作I~IV

Max/MSPを活用したリアルタイム・アルゴリズム作曲やデジタル音声信号処理プログラミングの基礎を習得した後、オーディオ編集のためのPro Toolsや映像編集のためのFinal Cutなど市販ソフトウェアも併せて用い、コンピュータ音楽及びメディアアート作品の創作を実践していきます。

コンピュータ録音演習I~IV

音響と録音の基礎知識を初歩から学習し、講義だけではなく実際にスタジオを使って、コンピュータを用いたマルチチャンネルでの録音演習を行います。さらに、各楽器の録音方法とマイクロフォンの選定、SE(効果音)の付加など、応用技術の習得を目指します。

マルチメディア・プログラミングI~IV

UnixとC言語の基礎から出発し、Xcode環境でのObjective-Cマルチメディア・プログラミングに発展させます。ユーザーインターフェース・デザインとソフトウェア・デザインも学び、最終的にはiPhoneやiPadの独自アプリを制作することを目標に学びます。

コンピュータ音楽講義I~IV

楽曲分析を通して音楽的な考え方、手法を学びます。実際にそれらを用いて作曲を試み、耳を通して知識を身体化し、創作のための洞察力を得ます。ライブ・コンピュータ音楽作品における楽器パート作曲への手がかりを見いだしていきます。

楽器・音響講義I~IV

波動としての音の性質を理解するために音響学の基礎を学んだのち、さまざまな応用例を学んでいきます。たとえば、ピアノの調律・製調を体験することにより楽器の仕組みや音律の構成を理解し、歴史的楽器の特徴や演奏法と音律の組み立てについての理解を深めます。これにより、楽器・音響演習で必要となる基礎知識を習得します。

楽器・音響演習I~III

オルゴールやカリンバの製作を通じ、楽器の仕組みや製作方法について学びます。また、発音と共鳴の原理を理解し、基本的な工具の使い方に慣れます。

教育目標

 本専修は、コンピュータなどのテクノロジーを用いた新しい芸術表現を模索し、その成果を創作や研究、ひいては多様な音の世界に応用してゆける広義の「音楽家」を育成します。

アドミッション・ポリシー

 音楽を中心に芸術とテクノロジーに興味があり、主体性を持って未知の分野に挑戦できる、学ぶ力と好奇心を備えた人を求めます。

カリキュラム・ポリシー

 基礎課程では、コンピュータ技術と音響技術、創作技術の基礎を主軸として学び、さらに作品制作を通して個々の技術を統合させることで、それらを実践的かつ多角的に習得できます。専門課程では各々の授業選択により、高度なコンピュータ音楽やメディアアート作品の創作および研究、アプリケーション開発などへの展開を試み、また発表環境の構築運営を通して音楽とテクノロジーに関わる総合的な技能と視座を獲得できます。

ディプロマ・ポリシー

 芸術表現におけるテクノロジーのあり方について広範かつ実践的な知識と理解を備え、プログラミングを主とするコンピュータ技術と音響技術、創作技術を一体として扱う能力が求められます。また、音とテクノロジーを軸に、映像や舞台芸術、インタラクティブメディアなども視野に入れた、新しい芸術表現を探求してゆく姿勢や、個人作業と共同作業の双方において思考し判断できることが期待されます。

外部リンク

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