国立音楽大学

創立90周年記念事業

1926年創立の本学は、2016年に創立90周年を迎えます。創立90周年を記念して2014~16年の3年間にわたり、「伝統と未来~アジアをはじめとした国際交流に向けて」をテーマに様々な記念事業を展開してまいります。

学校法人国立音楽大学創立90周年記念事業趣意書

伝統と未来—アジアを初めとした国際交流に向けて

2016年に創立90周年を迎える学校法人国立音楽大学は、これまでの伝統を踏まえ、未来に向け、本学が培ってきた教育・研究の成果を、アジアを初めとした世界に発信し、またアジアを初めとした世界各国の音楽系大学との教育・研究交流を推進することで、国際的視野から教育・研究を推進し、世界の音楽文化の進展に寄与するため、以下の記念事業を展開する。

  1. 固有の様々な音楽文化をもち、西洋音楽の教育・研究を推進するという共通課題をもった、アジアの音楽系大学と連携・協力し、それぞれの多様な音楽文化を未来に向け構築することに資する活動
  2. 本学の教育・研究の成果を伝え、アジアの国々の音楽文化の発展に寄与する活動
  3. 日本の伝統的な音楽文化と西洋音楽との新たな関係を表現する創作活動
  4. 世界の音楽系大学との連携・協力による演奏活動
  5. 本学の教育・研究の成果を、世界に向けて情報発信する活動
これらの活動を、2014年度から2016年度までの3年間にわたって展開する。

事業内容

近年国立音楽大学では国際交流を重要なミッションと位置付け、海外大学との交流を積極的に押し進めてまいりました。現在では、ヨーロッパ5大学、米国1大学、アジア5大学の合計11大学と交流協定が締結されています。
このような環境の中、本学ではその趣旨を踏まえて、2014年から16年の3年間にわたって、次のような記念事業を展開いたします。現時点では開催日時など未決定の事業もありますが、今後、詳細が決まり次第、随時ホームページ等でお知らせいたします。

【演奏会・ワークショップ関連】

  1. ブラスオルケスター東南アジア・ツアー
    2014年7月22日(火)~7月30日(木)
    訪問都市:バンコク(タイ)、シンガポール、ホーチミン(ベトナム)
    各都市でコンサートの他、大学間交流プログラムや学校訪問ミニコンサート&ワークショップなど交流と国際貢献を含めた事業。
    【開催報告】

  2. 「笙と現代曲国際プロジェクト」(2015~16年)
    笙をテーマとする新作のコンサートとワークショップ。現代における芸術音楽創造の新たな展開を求めて、本学とヨーロッパ交流協定締結校とのコラボレーションを行います。
  3. 楽器学資料館ピアノ・プロジェクト(2014年、2016年)
    所蔵歴史鍵盤楽器によるコンサート。目録出版も行います。

  4. 定期演奏会、オペラ公演他
    指揮者には、2014年度は準・メルクル氏(オーケストラ定期)、F. ブーランジェ氏(ブラスオルケスター)、M. スキャッタデイ氏(シンフォニック ウインド アンサンブル)、2016年度は尾高忠明氏、梅田俊明氏を招聘。また音楽研究所オペラ研究部門のニーノ・ロータ作品公演(2014年度)、20世紀前半アメリカ音楽研究部門のレクチャー・コンサート(2015年度)の実施等。

  5. 準・メルクル指揮+本学オーケストラ、合唱団による創立90周年記念「特別記念演奏会
    期日:2016年6月12日(日) 14:00開演(13:15開演)
    会場:サントリーホール
    出演:
     指揮 準・メルクル
     笙 宮田まゆみ
     独唱 澤畑恵美(S)・加納悦子(A)・福井敬(T)・黒田博(B)
    プログラム:
     雅楽/壹越調調子
     武満徹/セレモニアル ―秋の歌―
     ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」
    *演奏会に先駆けて、本学講堂大ホールにて「エデュケーションプログラム 」(小・中・高校生・学生対象)を行います。

  6. W. マッテウッツィ声楽特別レッスン&公開レッスン
    「キング・オブ・ハイF」と言われるイタリア・テノール界の至宝、ウィリアム・マッテウッツィ氏による声楽特別レッスンと公開レッスン。
    公開レッスン:2015年9月26日(土) 15:00  本学講堂小ホール

【シンポジウム、会議】

  1. アジア音楽大学学長会議(2016年)
    既にヨーロッパではAEC、東南アジアではSEADOMという会議が組織され開催されていますが、アジアでは同様の会議は初めて開催されるものです。趣意書の1に掲げるように、アジア諸国は固有の様々な音楽文化をもち、西洋音楽の教育・研究を推進するという共通課題をもっています。本会議は記念事業の中でももっとも重要な意味をもつ事業のひとつです。2016年11月19日開催。

    同会議の一環として、下記のシンポジウムと記念コンサートを開催します。

    シンポジウム「グローバル社会におけるアジアの音楽大学の社会的役割について」
    日時・場所:2016年11月19日(土)13:00~ 6号館大講義室
    記念コンサート「聴き伝わるもの、聴き伝えるもの ~20世紀音楽から未来に向けて~第11夜 東アジア、東南アジアにおける現代音楽の系譜」
    日時・場所:同 16:00~ 講堂大ホール

  2. 本学楽器学資料館・タイとの共同プロジェクト(2015年、16年)
    Part I :コンサート&シンポジウム「アジアの宮廷音楽と竹の文化」
    コンサート:2015年11月20日(金)18:00 講堂小ホール
    シンポジウム:同 21日(土)13:15 6号館大講義室
    Part II ワークショップ&シンポジウム・イン・タイ「日本の雅楽とアジアの楽器学」
    2016年1月15日(金)、16日(土)於:チュラロンコーン大学(タイ・バンコク)

    タイおよび周辺諸国(ベトナム、カンボジア、フィリピン)より専門家を招聘、あるいは本学より雅楽演奏家をタイに派遣して、相互に行われるシンポジウムとレクチャー・コンサート。アジアの宮廷音楽とマウス・オルガンをテーマに行われました。楽器学資料館、楽器学に関するシンポジウムも実施。
  3. アジア・パシフィック・コミュニティー音楽ネットワーク国際セミナー
    2010年ISME (International Society of Music Education)の世界会議が中国で開催された際に組織された同ネットワークのセミナーおよびシンポジウムを本学で開催。
    日時・会場:2015年7月24日(金)、25日(土) 両日共9:00~  於:5-113

【出版】

    1. 楽器学資料館所蔵歴史的ピアノ目録
    2. 本学附属図書館所蔵「竹内道敬文庫」錦絵目録
    3. 記念誌「幼児教育50年」
      設置時のエピソードや最近の出来事などを話題にした座談会、多くの教員や卒業生から寄せられた想い出の声、さらに時代を彩る学生や教員の姿を映した写真などを編纂しています。デジタルブックでも閲覧可能です。

その他

The purpose for the 90th anniversary commemorative project of Kunitachi College of Music

Theme of the project:
Traditions and futures: promoting international academic exchange programs, especially with Asian countries


Kunitachi College of Music (KCM) will celebrate its 90th anniversary in 2016. We believe that it is our mission to disseminate our accomplishments over the 90-year long education and research to the world, in particular, to Asian nations. As a commemorative project for the anniversary, KCM will launch the following in order to contribute to the promotion of music education and research as well as the progress of music culture around the world.

  1. Many Asian music colleges and university music departments aim at promoting education and research on western music while also maintaining their countries’ unique music cultures. KCM will collaborate with these colleges and departments in order to contribute to building diverse music cultures for the future.
  2. KCM will contribute to the development of music cultures in Asian nations by sharing KCM’s education and research.
  3. KCM will contribute to the creation of a new music culture based on both traditional Japanese music and western music.
  4. KCM will collaborate with music colleges and university music departments around the world and produce joint music performances.
  5. KCM will disseminate the accomplishments of its education and research to the world.
KCM will engage in the above during the three years from 2014 to 2016.

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