「歌うこと」「奏でること」に対して、その奥深いところまで追求する学生に学びの場を提供するのが演奏学科です。それぞれの分野においてプロ養成を見据えた高度な表現能力を身につけるための指導を展開。学生一人ひとりの夢の実現を後押しします。
『基礎課程』の段階からディクションの系統的な教育を導入します。イタリア語、ドイツ語、フランス語において、正しい発音のマスターはもちろんのこと、曲のリズムに乗った自然な発音、言葉の持つ意味を理解し、母音と子音との微妙なニュアンスまでも身につけ、豊かな表現力につなげる技術を修得。声楽の基礎を身につけた上で、各国語の歌曲、オペラ、オラトリオなどを学ぶ「声楽コース」を設けるなど、声楽に必須となる語学との連携にもアプローチを試みます。また『専門課程』からは、「歌曲ソリスト・コース」や「オペラ・ソリスト・コース」(オーディション制)をはじめ、より専門的なコースの選択が可能になるほか、指揮者やコレペティートル、合唱指導など幅広い教育を受けることも可能となります。
『基礎課程』では“基礎研究”の授業を通して、リズム、メロディー、ハーモニーの3要素を身体表現としての“動き”を加えながら学びます。また、演奏には欠かせない声楽的要素も呼吸法などを取り入れながら学んで、より優れた音楽表現のあり方を探求します。一方『専門課程』のコースでは、目的に応じて選択できる幅広い分野を用意。「ピアノ・コース」では総合的表現であるコンチェルトやアンサンブルにチャレンジでき、「ピアノ指導コース」では実際に子どもを教えてみる“指導実習”を体験できます。また「総合電子オルガン・コース」では演奏はもとより、作曲、編曲そして即興に対する応用力も養い、さらに、伴奏や室内楽のためのコースも設けられ、鍵盤楽器の可能性が大きく広がります。
従来の枠を超えたさまざまな“アンサンブル教育”を展開します。『基礎課程』では弦・管・打楽器それぞれの同属楽器によるアンサンブルをカリキュラムに採用。同属楽器によるアンサンブルは、音色の統一感があるとともに広い音域をカバーできるなど、個々の楽器が本来持つ“音”の可能性に迫ります。さらには木管や金管アンサンブルなどに加え、吹奏楽、オーケストラなどの混合編成によるアンサンブルへと段階的に探究を進め、総合的な技能を身につけます。なお、『専門課程』では、管弦楽、吹奏楽、室内楽のコースのほか、音楽に関する幅広い知識を身につけ音楽マネージャーをめざす「マネージメント・コース」や、指導者になるための「吹奏楽指導者コース」などを学ぶこともできます。
クラシック音楽を基礎とした、一流のスタッフによる本学独自のジャズに関する授業を展開します。ジャズ専門実技として各専攻楽器のレッスン、専門楽器奏法として、ピアノ専攻ではピアノ・ボイシングス研究、ベース専攻ではベース・ライン研究、ドラムス専攻ではリズム・パターン研究など専攻楽器の専門技術を学ぶ他、リズム・トレーニング、ジャズ・アンサンブル、ビッグバンドといった授業を通して、複雑なリズムの楽しみ方、深厚なハーモニー、メロディーの作り方を身につけたり、ステージングや音楽レコーディングの実習も行います。
どんなジャンルや形態の音楽でも理解し、演奏し、そして創造していくことのできる、大きな視野を持ったジャズ演奏家を育てます。
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