国立音楽大学

JASRAC寄附講座 聴講募集

JASRAC寄附講座 チラシイメージ
JASRAC寄附講座 チラシ(pdf / 1.8MB)

国立音楽大学では、2018年度後期にJASRAC寄附講座「音楽著作権法入門」を実施します。本講座は国立音楽大学音楽学部の教養科目として開設され、下記の対象となる方々にも聴講いただけます。

本講座は昨年度より音楽大学で初めて実施されたJASRAC寄附講座で、今年も音楽の現場に密着した現場サイドから、音楽著作権について幅広く学びます。講師には各界で活躍する有識者をお呼びいたします。

講義日時

9月7日(金)〜12月21日(金)【全14回金曜日開催】16:20〜17:50

場所

国立音楽大学5号館2階219教室

対象・募集人員

1または2に該当する方

  1. 多摩アカデミックコンソーシアム(TAC)加盟大学(国際基督教大学、東京経済大学、津田塾大学、 武蔵野美術大学、東京外国語大学)の学生(30 名・先着順 ※単位認定の対象外)。
  2. 立川市、国立市、武蔵村山市に在住もしくは在勤者で音楽活動や指導をされている方(30 名・事前の書類選考有)。

※いずれも 14 回中、10 回以上参加できる方に限ります。

お申込み締切

7月31日(火)必着

聴講の可否について、1. は否の場合のみ、2. については全員の方に8月21日(火)までに郵送(またはEメール)にてご連絡いたします。

お申込み方法

聴講申込書を以下よりダウンロードしていただくか、下記宛にご請求いただき、申込締切日までにメール、ファックス、郵送のいずれかでお送りください。

講義内容 

第1回(9月7日):音楽著作権について 【久保田 慶一(国立音楽大学)】

著作権や著作権法の歴史や基本的な考え方、用語について解説します。

第2回(9月14日):インターネット時代の音楽著作権ビジネス 【八木 良太(尚美学園大学)】

インターネット時代の音楽著作権について経営学観点から考察します。具体的には、音楽著作権マネジメント(著作権と著作隣接権の管理方法)と、音楽著作権ビジネス(ビジネスモデル、収益モデルなど)について学びます。

第3回(9月21日):演奏者のためのレンタル楽譜の基礎知識 【笠間 紀子、相馬 美紀子(ヤマハミュージックリテイリング銀座店)】

「どうして売譜(販売楽譜)と貸譜(レンタル楽譜)があるの?」、「レンタル楽譜はどういうもの?」「どのように使用されているの?」、レンタル楽譜について歴史・背景、商品の実例と共に解説します。

第4回(9月28日):音楽出版社の現場から学ぶ 【韓 貴峰 (音楽之友社著作権管理室)】

楽譜・音楽理論書などの出版物が刊行に至るまでの過程を紹介しながら、音楽出版社における日常業務を、著作権契約締結、楽曲著作権処理実務なども交えて解説していきます。

第5回(10月5日):知的資源の活用と著作権 ― 音楽資料館から 【林 淑姫(国際音楽資料情報協会IAML日本支部)】

音楽資料館(図書館)は音楽資料を中心とする知的資源の保存と公開、提供を使命とし、その利用者は研究、演奏、教育等の領域にわたります。音楽資源の活用と著作権の問題を資料館の立場から考えます。

第6回(10月12日):著作権と作品概念 【沼野 雄司(桐朋学園大学)】

音楽著作権を考えるうえで、「現代音楽」は少なからぬ問題を提起しているように思えます。

例えば「同一性保持権」という概念は、当該の作品に特定の音響現象が生起することをその基本的な前提としているわけですが、ケージの有名な「4分33秒」を考えてみれば、これが簡単には当てはまらないことは明らかでしょう。講義では、新しい「作品概念」を論じつつ、著作権との接点を見いだしてみたいと思っています。

第7回(10月19日):音楽科教科書編集と著作権 【今井 康人(教育芸術社)】

教科書編集の実務場面での著作権にまつわる裏話を交えながら、教科書や指導書に掲載される著作物とそれらの権利状況、著作物を利用する場合の手続きと、著作権法との関係などについて触れます。

第8回(10月26日):学校教育の現場から学ぶ 【新井 恵美(宇都宮大学)】

学校現場では、文化祭、運動会、合唱コンクール、校内放送、音楽の授業といったように、音楽の著作物を利用する機会がとても多く、それぞれの場面について、著作物の適切な利用の仕方を考えます。

第9回(11月9日):ベルヌ条約の成立過程と基本精神 【長塚 真琴(一橋大学)】

著作権分野で最重要のベルヌ条約(1886年)は、フランスの文豪ユゴーを名誉会長に頂く、国際著作権法学会(ALAI)の尽力で成立しました。この講義では、成立過程に遡って条約の考え方を解説します。

第10回(11月16日):音楽著作物の使用許諾契約とは 【岡 孝(学習院大学)】

音楽著作権者の音楽を利用する者は、原則として著作権者から管理・委託を受けたJASRACに対して使用料を支払います。まず一般的な定型契約の仕組みの話をし、使用料を支払わない場合の処理について説明します。

第11回(11月30日):裁判事例から学ぶ【神谷 信行(弁護士)】

「盗作」が争われた日米の裁判事例を取り上げ、音源を聴きつつ、「盗作」の法的要件と具体的事実認定、音楽的知識について参考意見を述べる「専門委員制度」とその問題点について検討します。

第12回(12月7日):JASRACの仕事【中戸川 直史(JASRAC常任理事)】

音楽著作権を管理する非営利団体JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)の業務・組織について知ることで、著作権集中管理の意義、音楽ビジネスの基本となる著作権の重要性を理解しましょう。

第13回(12月14日):「音楽制作の現場から」 【横山 克(作曲家)】

音楽制作の現場には多くのスタッフが関わっている。
チームで動くリアルな制作現場を紹介し、学問を実践に生かすスキルを伝えるほか、作品の権利についても考えたい。 

第14回(12月21日):公開討論会「音楽著作権ビジネスの可能性について考える」

パネリスト:
八木良太(尚美学園大学)
美甘純(スペースシャワーネットワーク)
世古和博(JASRAC常務理事)

司会:
久保田慶一(国立音楽大学教授)

お申し込み・お問い合わせ

国立音楽大学コミュニティ・ミュージック・センター(KCMC)
〒190-8520東京都立川市柏町5-5-1
E-mail: kcmc@kunitachi.ac.jp FAX:042-534-3207
TEL: 042-535-9535(演奏センター内)

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